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ワーママ転職記

2年ぶりのnoteです。あまりにもご無沙汰すぎる。
前回最後に更新したのは慣らし保育中でしょうか。
お蔭様でワーママ歴も2年、息子は3歳。また新しい春が来ようとしています。

この度思い切って転職することにしました。
これが人生最後の転職にはならない気がしますし、自分の備忘のためにも、記録を残しておこうと思います。私見だらけですし、これから転職される方はご参考程度に。よろしければお付き合いください。


転職サマリ

新旧比較

  • JTC大手→外資大手

  • 業種:完全に別業界(商材の変更)

  • 職種:同じ専門領域

  • 働き方:ハイブリッド・フルフレックス・フルタイム7.5hは変わらず。

  • 残業時間:5-15h→10-20h(微増予定)次は裁量労働。

  • 通勤時間:40分→45分

  • 年収:現職×1.2

転職活動実績

  • 転職活動期間:1.5か月

  • エントリー数:4社。2社書類落ち・2社内々定。1社JTC・3社外資。

  • 応募方法:1社直応募(書類落ち)、3社エージェント経由

  • 内々定:2社(2社とも外資)

なぜ転職しようと思ったか

疲れた

私はバックオフィス系専門職です。国家資格を持っていて、それなりに誇りを持って働いています。でも現職では自分の専門分野が軽視されすぎていて、いい人もなかなか集まらず、その割に組織内の面倒ごとは何かと押し付けられがちで、孤軍奮闘する状態に疲れてしまいました。

商材を変えたい

現職の業界の将来性にも疑問を感じていました。向こう30年のサラリーマン生活、この業界と心中するのか?と自問自答し、答えはNOでした。NOならば、30代前半のうちに、違う商材を扱う業界に行こうと思いました。

キャリアパス

今後の自分のキャリアパスについて。30代になり、20代のころとは見える景色が変わり、10年後どうありたいのか、を考える機会が増えました。現職はJTCらしく超ジェネラリスト志向。いろんな部署を転々と異動しながら、管理職になってえらくなるしか昇給の方法がありません。自分はどちらかというとスペシャリスト志向なので、現職が提案するキャリアパスが自分の希望にマッチしなかった。

転職で重視したこと

一緒に働く人

運よく2社にご縁をいただきましたが、最後はこの観点で選びました。
お断りさせていただいた会社の面接では、入社した場合に上司になる方と話していて、いまいち価値観が合わないのでは…という嫌な直感を抱きました。(こういう直感って結構当たる気がする)
一方で入社を決めた会社の方は、上司になる方の「やらないことへの決断力」に惹かれ、この人の下で働きたいと思いました。また、転職先の課長・部長に当たる方は今たまたま両方女性なのですが、お二人ともタイプの違う管理職でとっても素敵でした。この会社なら、自分も管理職を目指したいと思えるかも、と希望を持つことができました。

働き方

ハイブリッド(週半分くらい出社・半分リモート希望)、フルフレックスはワーママとして譲れませんでした。私の場合、フルリモートだと途中でだれてきて仕事の能率が落ちがちなので、フルリモであることは重視しませんでした。
結果として年収は結構上がるのですが、年収よりも柔軟な働き方ができることを重視しました。

会社規模と業界の性質

面接に進んだ2社は、たまたま本国を同じくする外資だったのですが、会社規模も業界も全然違いました。

お断りした方は日本法人がまだ小さく、ベンチャー気質で、華やかな業界。生活必需品の提供というよりは、日々の生活を彩る手段を提供している会社。
転職先は日本法人も大規模で、新卒就活界隈でもそれなりに存在感のある会社。業界は現職とは違えど、社会貢献性の高さという意味では共通しています。

面接を通していろいろ話を聞いてみると、JTC大手育ちの自分は、外資といえどある程度日本の市場でプレゼンスを発揮している大きい会社の方が、カルチャーにフィットするかも、と思いました(これはまだ入社してみないとわかりませんが)。
あとは自分にとって、事業の社会貢献性の高さというのは仕事のやりがいに直結するものだな、という自己分析。

ワーママ転職のtips

選択と集中

ワーママはとにかく時間がありませんので、同じ時期に並行して選考(面接)を進めるのは2社と決めました。2社ともダメだったら、また新しく2社エントリーしようと。結果的に、会社を絞ったことで、忙しい日々でも面接対策をしっかりできたので、よかったと思います。

短期決戦

これはワーママに限った話ではありませんが、転職活動は短期集中で取り組んだ方が、エージェントも積極的に求人を紹介してくれる気がしました。私は転職サイト自体には1年以上登録していましたが、結局本気で転職すると決めてからの2か月くらいが、1番多くの情報を得られたと思います。

あまりママであることを全面に出さない(キャリアアップ転職希望の場合)

フルタイムで、自分のキャリアアップのための転職活動ならば、必要以上にママであることを全面に出さない方が選考が進みやすい気がします。
我が家は子1人と決めていて、運よく子供があまり体調を崩さず、復職以来ずっとフルタイムで働いているし、必要に応じて残業もするので(激務な会社はエントリー段階で排除しそもそも応募しない)、面接では仕事と家庭の両立についてはほとんど話をしませんでした。
とはいえ、時短が小学生までとれるかどうか(小1の時だけ一時的に時短にしようかなと思ったりしています)、中抜けが柔軟にできるかなどはオファー面談できっちり確認しました。

転職活動で大事だと思ったこと

スキルの掛け算

自分は国家資格を持つ専門領域の知識×英語×プロジェクトリード経験という強みを挙げて転職活動しました。持っている国家資格が日本の法律系資格なので、英語が多少できると、外資でその専門職ポジションにうまくはまる可能性が広がります。あとはやはり専門職だったとしても、周りを巻き込んで問題解決をした経験があると良さそう。

現職でのわかりやすい成果

今年度は割と金額インパクトの大きい成果を、現職で出すことができました。定量的に成果を出したエピソードがあると、やはり面接で受ける。正直自分は来年度(現職に残ったとしても)今年以上の成果が出せる気がしなかったので、今年の成果を引っ提げて転職活動したのは正解だったと思います。

最後に

まだ次の会社に入社していないので、この転職が成功だったのか失敗だったのかはわかりません。でも1回転職してしまえば、もしその会社に合わなくてもまた転職すればいいや、と思えるし、その時その時で自分に最良な選択をしていきたいと思っています。長くなりましたが、終わり!

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