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プロローグ「30代は試行錯誤、40代は答え合わせ、50代は再生」

#プロローグ #人生の後半戦


様々な年代の女性と関わる仕事をしていると、
本当に女性の一生は変化に富んだもの🌸
だと感じます。

初潮がきて、
好むと好まざるとに関わらず、
カラダは常に変化していく訳です。

そんな変化に富んだ自分のカラダを、
深く理解できないまま人生を歩むのは、
とても戸惑いますよね。

そしてその自分のカラダと心を
コントロールできずに、ただ翻弄されるのはもっと辛いものです。

ネット上にはなんでも載っているのに、
それが正しい情報化どうかは
判断がとても難しい。

日本は性教育(生きるための、自分を知るための教育)が遅れているため、
自分のカラダのことを知らないまま
大人になり、
母になる女性がとても多いと感じています。
自分のカラダの変化について
理解できなければ、
もちろん子どもの変化にも対応できません。

20代は何となく
若さと勢いで生きてきても、
30代は責任ある仕事や子育てなどで、
嫌でも自分と今までの人生と向き合わなければならない時が必ずやってきます。


私は第一子を28歳で産んだのですが、
30代に入って自分の親の子育ての価値観が、
自分の一部を苦しめていたことに
気がつきました。

特に親子関係は今まで問題がなかった
と思っていましたし、
尊敬に値する両親だと思っていたので、
その気づきには、いささか自分でも驚きました。

自分の子育てに自身がないので、
母親に話を聞こうとする自分と、
聞いても心の底では違和感を感じて、
悶々としていました。

30代で第二子を出産すると
少し余裕も出てきて、
夫とともに「自分達らしいの家族の作り方」
という新しい視点で、子育てを協力してできるようになりました。
そうする事で、
自分が受けてきた親の教育方針なども、
俯瞰して受け止められる様になりました。
今なら両親の気持ちもわかります☺️

仕事との両立に悩み、
子どもの発達の面で悩み、
とにかくもがいてもがいて生きてきました。

そして、いつのまにか40代に入り、
単純に子育てにかかる時間が減ってくることで
自分の時間が急に増えてくるようになりました。
今は「人生の後半戦の生き方」
について考えています。

今の仕事をこのままずっと続けていくのか?
他にやりたい事、学びたい事はないのか?
子どもが巣立った後、夫婦でどんな生活にしたいのか?
人生においての楽しみを持っているか?

一歩進んで二歩下がっているような
気もしますが💦
それでも自分の肩に背負ってきた「何か」を
一枚一枚脱いでいるような感覚で
どんどん身軽になっています。

20代30代で経験した事、感じた事の
答え合わせををしている
感じとでも言いましょうか。

体重は人生の最高値をマークしたけれど🤣
体力もエネルギ―もやりたい事も
今が一番あります。
シミも皺も数え切れないほどありますし、
鏡をみて自分の顔にびっくりすることもありますが、心はいつも穏やかです。


いつも変わらず海が近くにあって、
素敵なご近所さんに恵まれ、
尊敬できる人がたくさんいるこの地で、
心とカラダを整える。
そして50代で再スタートを切れるように、
今準備をしているところです。

「人生で無駄な事は何一つない」

「試行錯誤こそが次の自分を作っていく」


なんとなく頭で分かってはいても
ストンと腑に落ちるようになったのは、
やはり自分が人生の折り返し地点に立ったからなのかもしれません。

今まで医療者として講義をしたり、
発信をしていましたが、
ここnote上ではそこはあまり主張せず、
もっとシンプルに、わかりやすく
お伝えしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。



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