真野倫平 訳 名古屋大学出版会
読みかけの棚から
読みかけポイント:序説を少しだけと解説
…らしい。解説によると。前者にはギンズブルグも入るのかな。
続いて序説から、ジャブロンカの思いを。
『私にはいなかった祖父母の歴史』は、ポーランドのユダヤ人村から、パリへ、そしてアウシュヴィッツ収容所まで、ジャブロンカ自身がその祖父母の足跡を追っていく、歴史研究でもあり、調査のドキュメンタリーでもあり、私的な喪の作業としても読ませる、という。同じく名古屋大学出版会から翻訳出版されている。そしてその姉妹篇としての理論篇としての書物が本書なのだという。
(2023 02/26)