見出し画像

須方書店…中山道沿いの酒造跡地の古本屋(本屋巡り5)

深谷市の中山道。七ツ梅酒酒造跡地をリフォームした、深谷シネマなどの複合施設の一つ。だいたい午後営業。火曜日定休。

前日伊勢崎R9コンテナホテル泊まって、翌日箕輪城跡見ての帰り。最初は磯部温泉日帰り温泉の予定だったが、ブックオフの駐車場に入ったのが運の尽き。本屋といえば、深谷にも気になる本屋…

建物自体も味わい深い。レジ奥に大きな丸い鉄の円盤のようなものがあり、何かと思えば酒造業の時の釜の跡だそう。今はそこにも本がディスプレイされている。
肝心の店の中身も期待以上…というか、…店先スペースにフォークナー全集バラ売りしないように(いくらか見るの忘れたではないか)…「蚊」、「標識塔」、「尼僧への鎮魂歌」…これらと、一連の種村季弘作品(ヒンデンガルトなんとか)と迷い、9000円近くするフォークナー研究書が2000円だったのでこれだけ。この本の周りには他にも数冊のフォークナー研究書があって、店主(箱から出ないので見に来てくれた…そう箱付きなのだ)曰く、それらはフォークナーで論文書いた研究者の所蔵品だったらしい。申し訳ない?…クンデラ「不滅」は文庫で買うか図書館で対応するからいいとして、「蚊」と種村季弘氏は今からでも戻りたい気も…
「ウィリアム・フォークナーの世界 自己増殖のタペストリー」田中久男 南雲堂
(2023 02/18)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?