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水中書店…均一棚を素通りすることなかれ(本屋巡り3)

初回

三鷹に移動。北口から(三鷹駅の北口行くのは初めてかも)北東側にある水中書店。別にプールの中に店があるわけではないよね…ありゃ、「モンタイユー」(中世ピレネーの村の異端尋問を描く名著)がいきなり店頭外の棚に…え、上下で200円?何かの間違いでは…お店の人が気づく前に買ってしまおう(2000円でも迷わす買い…これは)。

モンタイユーで高ぶっているが、ここは西荻窪音羽館出身の店主さんのお店。だからかなり高期待。詩歌が充実しているとあるので、たまには買ってみようかな、と思ったけど、モンタイユーに加え、文庫クセジュから「中欧論」と「アルジェリア近現代史」、それから「乱視読者のSF講義」若島正(乱視読者シリーズも6作目なのか…ジーン・ウルフの「ケルベロス第五の書」をかなり重点的に取り上げている…若島氏も最初は第二部でギブアップしたそうな、理解できなかった自分もちょっと安心?)を購入したので、今回は詩歌はパス。

その他、松浦氏の喫水(じゃない吃水)都市とかよさげだった。後は関口時正氏?のポーランド論(みすず?3000円は現状きつい)、それからその本の帯にあった池内氏の東プロイセンの本もみてみたい。 というわけで、5冊でなんと2000円を切る…帰る 
(2015 11/22)

二回目

水中書店にて二点お買い上げ
ちょっと前に二回くらい三鷹に来ていたのに、結局行かずじまいだった水中書店。今日はメインで訪問。二回目。
ル・ボン「群衆心理」講談社学術文庫
「ミューリエル・スパークを読む」
大社淑子  水声社
大社淑子(オオコソヨシコ)トニ・モリスンやドリス・レッシングの訳書も多い(後者には「読む」シリーズ?もある)

その他、ちら読みしてたもの
「アカシア」クロード・シモン
辻原登の世界文学講義(「百年」でも見た?)
(パスティーシュは原作よりシンプルに!)
野村喜和男(字はこれでいいの?)「デジャヴ街道」(詩集)
(2018   11/23)

三回目

「たんぽぽ殺し デーブリーン短編集成」アルフレート・デーブリーン 河出書房新社
「東欧からのドイツ人の「追放」 二◯世紀の住民移動の歴史のなかで」川喜田敦子 白水社
買った後、近くの公園に行って、デーブリーン短編集成の冒頭「帆走」を読む。
(2020 11/08)

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