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YouTubeでお絵描き配信するのをやめた回遊魚の話

はじめに

お日柄は良くないですが、私の心はそれなりに晴れやかです。おはようございます。
私は今年の7月から11月までYouTubeでお絵描き配信をしてたのですが、もうやることはなさそうだなと思い、そのあたりの心境を書いてみようかと思います。(あくまで配信活動を止めるだけであり、動画投稿は続けてます)

1.自分に向いてないと確信した

これは断言できますが、私に配信活動は向いていません。

実は別の名義で4年ほど前から配信活動はしていたのですが、その頃から特に結果は出ていませんでした。はっきり言って喋ることが下手くそすぎて駄目なのです。配信では5秒以上黙るのはもはや放送事故なので、私にはかなりキツイです。

当時はまだ精神的に不安定な時期だったので今とは状況が違うというのもありますが、復調した現在でも「あんまり楽しくないな」と感じてしまってやる気がイマイチ起きないのが正直なところです。

むしろ、時間を決めて配信をするという行為がプレッシャーにしかならず、やめた方がいいなと感じるようになりました。

4年以上もやってて結果が何も出せないということは、私の中では「才能がない」と断じるに十分な根拠なので、ここが潮時かと思います。

2.一人でコツコツと何かを作っている時が最も楽しいと気がついた

11月中旬ごろから小説の公募へ応募するために配信をスパッとやめていたのですが、一人で文章を考えて書いて修正して、というのを繰り返すのが自分は楽しいんだと改めて気がつきました。イラストを描くのも一人で黙々と描いてる方が楽しいんですよね(配信を見にきてくれていた方には申し訳ないです)。

たぶん私は、自分の内側の世界に潜り込んでいくのを楽しいと思ってしまうタイプなのでしょう。

一人でファミレスのドリンクバーでコーヒーを飲みながら小説を書いている時が、私にとっては至福の時間なのです。

3.他人の評価を重要視していない

小説を書いたりイラストを描いたりとあれこれやってますが、私自身はそれらの成果物が人に評価してもらえるかをあまり気にしてません。そもそも誰かに見てもらうことすらもあまり期待してません。

単純に何かを作ってることそのものが楽しいので、他人から評価されることの優先順位が私の中では低くなっています。そのため、制作過程を配信で見せることで自分が作ったものをより多くの人に見せる、ということに意味を見出せなくなってしまったというのがあります。

もちろん評価してもらえれば嬉しいのですが、自分というものにそこまで期待してないという感じです。子供の頃から褒められた経験というのがほとんどないので、他人から褒められることを期待してないと言うとちょっと悲しみがありますが……。中学生の頃の国語教師に「お前の作文は小学生レベルだな」と貶されたのは今でも覚えてます。

4.収入がバイトでも全然問題なさそうだと気がついた

元々YouTubeでお絵描き配信をしていた最大の理由は収入を作りたかったからという現金なものなのですが、収入ならバイトでも十分だなと気がついてしまったのです。

最近始めたバイトの時給が1100円以上なので驚いたわけですよ。私の正社員時代の給料は時給換算で2000円強でしたから、心を壊すほど働いてたのが馬鹿らしくなりました。

そして私自身、贅沢には全く興味がないので、もう1個バイトを増やせば死ぬまでの生活は出来そうな雰囲気なわけです。もちろんこの状況がずっと続くわけではないので何かしら考えないといけませんが、YouTubeで配信をやる当初の理由はだいぶ薄れてしまったのです。

最後に

長々と色々書きましたが、結局のところ「自分には向いてなさそうだからやめた」が全てです。

ただ、配信活動をしていたことが無駄だったかというとそんなことはありません。「自分には向いていない」ということに気がつくためにはそれを全力でやってみるしかなく、やってみた結果それに気がつけたのは大きな前進です。

人は自分が求められている場所や好きな場所で活動するべきであり、そうでない場所で活動するのは私の過去の経験上消耗するだけなので、私は自分に向いてないと思ったことは今後はやらないかなと思います。

私が最近始めたというバイトは郵便局のバイトですが、これを申し込んだのも今の時期(年末年始)は郵便局最大の繁忙期だからです。猫の手も借りたいほど忙しい時期なので、うつ病歴があっても断られる可能性は低いと判断したわけです(病気のことは面接でちゃんと申告してます)。
こんな感じで、自分が求められてそうな場所を上手いこと探していく方が一つのことに執着するより大事かなと私は思っています。

そのため、今のように小説を書いたりイラストを描いたりというのも将来はやらなくなっているかもしれません。収入の確保も別の手段をとっているかもしれません。
今後も、居心地の悪い場所に執着して止まり続けるのではなく、回遊魚のように餌にありつけそうな場所を探して泳ぎ続けていこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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