フミがめ

言語化、自己主張の訓練目的。感じたことを言葉に起こせるようになりたい。

フミがめ

言語化、自己主張の訓練目的。感じたことを言葉に起こせるようになりたい。

最近の記事

およばない(詩)

前を向いて歩くと 私は背が低いから みんなに見下されてるように感じる そんなこと 思ってないかもしれないけれど 下を見て歩くと 節々が折れ曲がった蟻 粉砕された蝸牛 コンクリートに同化した 毛も生えぬ小鳥 そんなこと 気づいてないかもしれないけど 上を見て歩くと みんながざわめく虹 みんなが足を早める雨 みんなをうっとりさせる星 そんなこと 意識してないかもしれないけど ねぇ きみは 誰が足元にいて 誰の足元にいる?

    • 信頼と言葉

      あれが好き、これが好きと目移りしやすい子供だった。 行きたいところに行きたいと駄々をこね、家を脱走して遊びに行ったり、買い物中に迷子になる子供だった。 いつの日からか、何が好きなのか、どこに行きたいのか分からなくなった。 何故そうなったのか、はっきりとは覚えていない。 でも、仕事だから行けない。本当にそれは必要なものなの?と言われるうちに、説明が面倒くさい。どうせ言っても買ってもらえない、連れて行ってもらえないと判断するようになり、何も考えないようになったのだろう。 母は病

      • 『無意識』(詩)

        明日提出します 明日謝ろう 明日でいいや 明日遊ぼうね また明日 その明日が来なくなるのは 一体いつだろう 今日かな 明日かな ━━━━━━━━━━━━━━━ 高校3年の時に創った詩です。 在り来りだけど、個人的には結構好き。

        • はじめまして

          はじめまして、もしくはいつもイラストを見ていただきありがとうございます。 フミがめです。 人の機嫌を損ねないように、会話を丸く収めるために自己主張を抑え続けた結果、何も言葉にできない、自分が何を考えているのか分からなくなった人です。 ここで少しずつ、自分に向き合って、考えをまとめられるようになればなと思っています。 ただの自己満足です。もし気に触るようなことを言ってしまったらすみません。その時は言っていただけると助かります。 更新頻度は不定期だと思いますが、どうぞよろ

        およばない(詩)