炭素繊維のひと束の細さ
炭素繊維は一本0.005から0.007ミリメートルであり、とても細いのでしなやか。そのため、1000から50000本まとめて作られている。1000本の製品だと1.1から1.2ミリメートルとなっており、織物にしたときに非常に細かい織り目になっている。製品として小さいボールペンでは、こうしたものが使われている。一方、カバンのように大きな製品では織り目が1cm間隔となっている。拡げ方によるが、だいたい12000から24000本束ねられた炭素繊維が用いられる。
織物になっていることで平面以外の形状にもきれいに沿った製品ができる。製品のサイズに合わせて炭素繊維の束ねる本数が選択される。下の例はCASIOのGーSHOCK。
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