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なにも考えず、箇条書きの続きで。

頭を働かせる余裕がなく、箇条書きのメモからいくつか書く。

ドライマンゴーにはまっている。

ある方から旅行のお土産でいただいたセブ島産のドライマンゴーがあまりにおいしく、以来それをネット通販で購入するなどして仕事中もずっと食べている。こうやって過剰に食べ続けた結果、いつしか見るだけでげんなりするほど飽ききってしまう自分の阿呆さ加減をよくよく承知していながら、やめられずに食べている。

もしかしたらおれはドライフルーツ全般が好きなのかも。

そう思い立って購入したドライパイナップルは、さほどおいしくなかった。考えてみれば当たり前の話で、ぼくは子どものころ、干し柿が嫌いだった。どことなく、「おばあちゃんの食べもの」の印象が強い干し柿。その先入観のせいだろうか、食べているうちに老婆の指をしゃぶっているような錯覚に襲われ、あの白く粉を吹いたさまなどもひどく不気味で、どうにも苦手だった。日本人にとっての元祖ドライフルーツが干し柿であるならば、ぼくは別にドライフルーツそのものを愛好する人間ではない。やはり、あのドライマンゴーが特別においしいのだ。


ぺだる、雑誌デビュー。

正確には雑誌ではなくムック本なのだけど、そしてうちの犬を紹介する記事ではなく、ぼくが犬に関する原稿(おすすめの犬小説と犬映画)を書き、寄稿者プロフィールの欄にぼくと犬の2ショットが掲載されるってだけなんだけど、それでも近々ぺだるが誌面デビューを果たす。このでたらめに忙しいスケジュールのなか、無理やり時間をつくって原稿を書いた。

取材や講演、イベント登壇などの依頼、お断りすることも多いぼくですが、犬についてはかなり柔軟にお引き受けしてしまうようです。もし、うちの犬関連で取材してくださる方がいれば、いつでもご連絡ください。


電気ひざ掛け、大活躍。

引越によってほんの少しだけ広くなった新オフィス。エアコンの効きが悪いのか、足もとの冷えが大さむハンパない。よって、ついに「電気ひざ掛け」なる商品を購入した。その名のとおり、電気毛布をひざ掛け状にした、それだけといえばそれだけの商品である。これがまあ、すこぶる快適で、もはや電気ひざ掛けのない仕事場には戻れないというくらい使い倒している。

それとはぜんぜん関係なしに、ぼくは興に乗ってくると椅子の上であぐらをかいて仕事をする癖があるのだけど、だったらいっそ炬燵や卓袱台で仕事をしてもいいような気がする。でも、たとえば出張先の旅館などでやむにやまれず卓袱台での仕事をはじめると、当然のように椅子がほしくなる。

堀炬燵くらいがちょうどいいのだろうか。10年20年と経ったのち、掘炬燵のある社長室をつくることができれば、それだけの経済的・心理的な余裕が自分や会社にできていれば、それをぼくは立身出世と呼びたい。


こんなふうになにも考えず。

こういうふうに、オチも結論も気づきや教訓もなにもない話を指にまかせて書くことは、たやすいことだ。タイピング速度の遅さもあいまって、ほとんど指を止めることなくここまで書き進めることができた。なにも考えずに書きはじめたにもかかわらず、だ。指を止め、中空を眺め、ドライマンゴーでもかじりながら書きあぐねている時間とは、決して「書いていない時間」ではなく、猛烈に書いているのだなあ、とあらためて思う。

今週〜来週はマジ卍、10万字のレッドゾーンである。