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大人になってからの友だち。
Puffyの大貫亜美さんが、ミュージシャンのaikoさんと一緒に写ったInstagramで、「大人になってできた友達は 良いものですね」と書いていた。
そうだよなー、と思う。
子ども時代の友だち、学生時代の友だちは、いろんな「たまたま」の結果だったりする。たまたま同じ地域に生まれた。たまたま同じ学校に通ってた。たまたま同じクラスだった。たまたま同じ部活だった。いろんな「たまたま」が、意図せざる「たまたま」が重なった結果、友だちになっていく。それはそれで、とてもすてきなことだ。
大人になってからの友だちは、少し違う。
たまたま同じ会社だったとか、たまたま取引先だったとか、そういう偶然もあるにはあるけど、友だちになっていくためには、もうちょっと本人の意思がからむ。
子ども時代の友だちが「できる」ものだったのに対して、大人になってからの友だちは「つくる」ものなのだ、たぶん。
恋人ができたり、結婚したり、あたらしい家族ができたりすると、どうしようもないさみしさは減る。家族と仕事仲間だけで十分だと思えたり、じっさいに精いっぱいになったりする。それでもあたらしい出会いをさぼらず、こころを開くことに怯えず、受け入れることをためらわず、喧嘩することさえ厭わず、そっちに踏み出して「つくる」ことのできた友だちは、子ども時代のそれとは違った関係になれるんだと思う。
ぼくはこれから、何人の友だちをつくれるだろう。
朝まで飲んだり、したいよねー。