まだまだ続けますけどね。

いま、福岡に向かう空港で、これを書いている。

仕事での出張ではなく、プライベートの用事だ。できればあまり仕事のことは考えたくないし、うどんやおにぎりのことでも考えたい。けれど、やり残した仕事に取りかかるようにして、これを書いている。


いちおうウィークデーには、毎日これを書く。

どんなに忙しく、追いつめられてて、編集者さんから「そんなもん書いてる時間があったらオレの原稿を」と立腹されても、かまわず書く。

その習慣ができてから、1年半が経つ。

まだまだ振り返って偉そうなことを語れる長さではないものの、「じゃあ今度飲みに行きましょう!」の約束もロクに守れない自分からすると、よく続いているほうだと思う。面倒ではあるものの、やめたらさみしいだろうな、と思えるくらいに生活の一部になってきた。

となると、興味は「これをやめるとき」に移る。

自分はなにがあったら、どんな理由を見つけたら、正々堂々とこれをやめるのだろう。どうしても更新が間に合わず、1日飛ばしてしまったところで気持ちが切れ、そのままうやむやになってやめていくのだろうか。あるいは、予想もしないような大炎上に見舞われ、とてもやってられない、精神がもたない、みたいな状況に追い込まれて閉鎖するのだろうか。またはもっとポジティブな、自分個人として大いに納得できるような理由を見つけ、堂々とやめていくのだろうか。次の道を歩き出すのだろうか。


誰に頼まれてはじめたものでもないだけに、自分のわがままからはじめたものであるだけに、高いところから「連載打ち切り」の判断をしてくれる編集長がいるはずもなく、自分で道をつけていかなきゃいけない。

せっかくだったら、気持ちよく終わりたいなあ。


はじめること、続けること、終わること。ぜんぶが日々の決断なんだ。

教祖猫を噛む。
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古賀史健

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