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インタビューは下手だけれども。

明日、わりとおおきな取材の予定が入っている。

はじめてお目にかかる方で、しかも「ライターはこの人で」とご指名を受けての取材だ。ありがたいし、わくわくする。以前からその方のインタビュー記事を読むたびに「もしも自分が取材するとしたら、なにを訊くだろう?」と考えていた。これについてはもう、何百回も訊かれているよな。何千回も話しているよな。もちろんその何百回・何千回の話もおもしろく語ってくれる方だけど、せめてひとつくらい「はじめての話」ができたらいいな。いまは、そんなふうに思っている。

何度も書いている話だけど、ぼくはインタビューの達人ではまったくない。ぼくよりも現場を盛り上げることに長けたライターさんは、何十・何百人といるだろう。

それでもなんとかこの仕事を続けられているのは、その都度ちゃんと「知りたいこと」があるからだと思う。媒体や企画の都合としての「訊いておかなきゃいけないこと」だけではなく、なんらかの「ほんとに知りたいこと」をもって、現場にのぞむ。

そして「ほんとに知りたいこと」が思いつかない企画は、断る。辞退する。もうそれは、お互いのため、みんなのためと思って断る。

来た仕事はぜんぶ受ける、の時期も大切だけれど、断ることをおぼえる時期というか、その見定めも大切だと思うんだよな。

とりあえず明日は、とてもたのしみな日。

夜にはカッキーとのイベントもあります(司会は崎谷実穂さん)。参加してくださる方、なんでも訊いてください。


そういえばカッキーのこれって、もう埋まったのかな。4時間の授業って、相当な本気なんだと思います。本気じゃないときの彼ほど頼りにならない人も少ないけれど、本気になったときの彼はすごいですよ。