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一瞬で大好きになった、台北の思い出

2019年10月に3泊4日でひとりで旅した、台北の記録。

写真は台北旅でいちばん気に入った場所、ディーフォアヂエ。

いわゆる問屋街と行った感じで、雰囲気のある古い建物が立ち並んでいて、とてもワクワクした。

ここではカゴやうつわなどを調達。

他にもカラスミや漢方、中国スパイスなどのお店も多く、歩いているだけで台湾らしい雰囲気を楽しめた。

お手頃な価格でせいろや台所道具が揃う。

格安のカゴバックなども2−3個購入した。

すぐ近くに双蓮という街も風情があって。もっと時間があったら巡りたかった場所。

今回の台北旅は台風の影響もあり前半は雨風に晒されながらの街歩き。(傘も2本壊れた)後半は晴れたはいいが、30度を超える真夏のような気候で汗だくの散策、ではあったが、それもまた台北らしさをあ味わえて結果的に良かった。

おしゃれな街と言われている東區や赤峰街も面白くて、センスの良い若者やアーティストたちが集まっていたり素敵な古着屋や雑貨屋さんが多く買い物欲を刺激された。なんとなく、15年前の東京を思い出させるような雰囲気もあったりして。(個人的見解)

ここは赤峰街近くの古い建物を改修した映画館。若者たちが集う。

人気の場所、永康街には素敵なお茶屋さんがあったり、美味しい屋台にありつけた。ここはたまたまかもしれないが、国内外可愛い女の子が多かった気が。そしてとても美味しい屋台やお店も多かった。

永康街で人気のお店。クレープみたいなお好み焼きみたいな味。美味しくて美味しくて、2個目を食べたかったぐらい。優しい味。パッケージも可愛くて好き。

行列に並んでやっと買えた。台湾は女性も男性も関係なく、みんな手を抜かず、真面目に仕事をしている人が多かった印象。


ちなみに私の今回の戦利品は、問屋街で買ったうつわやカゴの他に、台湾茶、ドライフルーツなど。それから、漢方の国というだけあって、ハーブや生薬、アロマなどを使ったオイルやバームなども充実していた。あれこれと買ってしまった。

在台中の友人が教えてくれた、日本では売っていない懐かしのタイガーバームも。

台北は噂通り、おしゃれな街や綺麗なところも増えていて、新しい場所と古い場所が混在しているのがまた楽しく、街が生き生きとしていた。

ちなみに気の利いた素敵なキッチン道具をもう少し買いたかったのだが、おしゃれなお店とされているような場所には、メイドインジャパンの製品(柳宗理や波佐見焼、日本の作家さんの器など)が多くて、なんとなく今回は断念。次回行ける日までに良い情報を集めたいと思う。

それはさておき、これまでアメリカやヨーロッパ方面が中心のひとり旅が多かった自分だが、台北にすっかりはまってしまった。

それもこれもやっぱり食事の素晴らしさ。

ローカルに混ざって食べるご飯にも大満足。色々食べているのに見た目よりも重たくないおかげでお腹に次から次へと入ってしまうから不思議だ。

台北の食堂や屋台で感じたこと。

生きるために働くこと、そして生きるために私たちは毎日食べている。不思議とそんなシンプルで当たり前のことを、思い出させられた。

そして、私は食べることや食卓がとても好きだ。

ひとりで食べてもみんなで食べても、とても大切な時間だと、改めて感じたし、大切な人にもてなす料理であっても、自分のためだの料理であっても丁寧に心を込めて作り、しっかりといただこうと思った。

親切で優しい人にしか出会わなかった台北。

大切な大好きな場所がまたひとつできた。

ありがとう、台北。

また、きっと、いつか、訪れられますように。



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