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バカンスのはじまり•最初の冒険(タイ/クラビ)

はじまる、私のバカンスが。

2024/4/27
旅が始まる実感のないまま、飛行機に乗った。はやる気持ちを抑えて、入国審査を抜ける。

空港から一歩踏み出した瞬間に襲う強烈な暑さで、やっと実感する。
タイに着いたーっ!6年ぶりのタイだ!


私にとってタイは、ちょっと特別ではじめてが沢山ある。

はじめてタイに来たのは、大学3年生のとき。海外旅行経験もそこまでなく、はじめての東南アジアだった。

うだるような熱さの中、200円ほどで買ったフレッシュジュースがびっくりするほど甘くてジューシーだった。ドキドキしながらローカル飯にも挑戦してみた。日が暮れたあと、はじめて大人の遊び場を体験した。興奮と酔い覚ましに、帰り道に立ち寄ったヌードルが忘れらないほど、美味かった。

その後、はじめて海外で一人旅をしたのもタイだった。地図が読めない私はなかなかワットプラケオに辿り着かなくて、暑さも相まって泣きそうになっていた。やっと辿り着いたとき、あまりの壮大さに感動して、また泣きそうになった。あの瞬間を、今でもはっきりと覚えてる。

夕暮れのフライト


今回はクラビ→ピピ→クラビ→バンコク→カンチャナブリ→バンコクの予定。計9日間。

最近、自分の不甲斐なさに落ち込むことが続いていたので、ゆっくりまったりしたいと思ってビーチリゾートを選んだ。今回の旅のテーマは、ご自愛だ。


早速クラビの空港からシャトルバスでホテルに向かう。90バーツ。

ホテルに着いた時は、もう22時だった。
このまま寝てもいいんだけど、なんか味気ないので軽く食べに行くことにした。

ホテルのロビーでさび猫ちゃんがお出迎え。
クラビの夜は猫も うだる暑さである。

この旅、最初の冒険は、
ローカルで賑わうヌードルの路面店だ。


ビーフヌードル、60バーツを頼む。

地元の人がいるところは絶対美味しい


汗をかきながら麺を啜る。もちもちの米粉の麺がスープに絡む。よく煮込まれた柔らかい肉を食べる。シャキシャキのもやしに混じったパクチーがエスニック感を煽る。

甘じょっぱいスープは馴染みのない味だが、癖がなく、旨い。そういえばタイの味付けは甘みと酸味が特徴の一つらしい。

牛肉麺。夜食にちょうどいい量


ああなんて美味しいんだろう。

その土地で初めて食べるものは、特別な思い出になるから重要だ。この選択は正解だった。

この先も私は幾度と美味しいものに出会うと思うが、きっとタイの湿気と熱気で汗だくになりながら完食したこの味は忘れないだろう。

明日はピピ島に移動する。
明日も、楽しく、安全な、いい一日になりますように!

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