助けてもらうことは、恥ずかしい事ではない

本日、自転車で家に帰る途中に、足を怪我して杖を突いている方がいた。
その女性が、私の目の前で転んでしまったのだ。

向かいから来た自転車の女性、近くにいた男性、私の3人で彼女を介抱していた。

すると、偶然近くのコンビニで休憩をしていたタクシーの運転手も駆け寄ってきた。
「お近くでしたら、タクシーに乗せていきますよ」と。

タクシー会社の名札をしていなかったら、中々車にも乗りづらい所だっただろう。

私を含む3人はそこでそれぞれの方向へ帰った。

彼女を抱きかかえる際、何度も「すみません、すみません」と言っていた。
助けてもらうことは、恥ずかしい事ではない。

誰でも助けが必要な時があるし、助ける方だって、実は頼りにされてうれしいのだ。

困っている人がいたら、助ける。シンプルだが、でもそれがしづらい世界になってきているのも事実だろう。

人々の中で眠りかけている、思いやりの心を取り戻したいところだ。

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