働きアリの2割は働かないらしい。
理由は様々なのだろうが、個人的には調和をとるためにあえて
働かないという選択をしているのだと思う。

仕事ができないのではなく、仕事をあえてしないのだ。
体力を温存しているということもあるだろうし、他のアリと交代しながら休憩しているという考え方もあるようだ。

少し話はずれるようだが、仕事ができる、出来ないなどでよく議論がされる。
その仕事が誰かを不幸にしていようが、仕事ができるかどうかには実は全く関係がない。
ひょっとしたら、仕事ができない人は潜在意識では、組織全体のブレーキをかけることでその集団に貢献しているのかもしれない。

その意味では、仕事ができない人などいない。むしろ大変な役割を担っているのだ。
あの人が仕事ができない、などと陰口を言う人の方が、ひょっとしたら問題かもしれない。