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2018年の振り返りと様々なアウトプットを通して嬉しかったこと

今年も残りあとわずかということもあって、2018年の振り返りと一緒に会社の仕事や個人活動を通じてアウトプットをしてきた中で「嬉しかった!」と思ったこと等を簡単に振り返ってみようと思います。

2018年の始まりは会社での新規アプリ開発でドタバタの真っ只中からのスタートで、個人としも技術書典5に初めて自分の書籍を販売したり等、自分にとって未体験ゾーンのイベントが多くあったので、本当に良い経験になりました。

※ 技術書典5にて販売した書籍: iOSアプリ開発「UI実装であると嬉しいレシピブック」につきましては、現在は電子版のみをBooth内で販売していると共に書籍版やXcode10対応バージョンの準備等も粛々と進めております。

加えまして書籍の情報やアフターケアに関する情報も下記のサイトにて発信できる様に現在並行して準備中です。
https://just1factory-main.firebaseapp.com/support/
※ 余談ですが上記のページは「Nuxt.js + Firebase Hosting」で作成しています。

SwiftないしはiOS関連の勉強会やカンファレンスでの登壇にて紹介したものの一部紹介

元々は自分の趣味での開発を通じて30歳からスタートしたiOSアプリ開発やSwiftへの取り組みですが、昨年からは無事にiOSエンジニアとして仕事になりました。また20代の頃にデザイナーやWebエンジニアをしていた経験を活かして、業務でもアプリのUI実装やUX向上に関わる部分を担当することが多かった様に思います。

特に、会社での新規アプリ開発を通した中でデザイナーと上手にコラボレーションの中でよりUI/UX面を意識してデザインの良さを引き出す実装をするヒントの紹介や、既存アプリの運用保守を通してできる所からテストコードと向き合っていくための観点に関しての発表ができたこともあり、本当にメンバーには感謝すると共に素晴らしい財産としてこれからの礎ともしていきたいと感じています。

それ以外でも、僕が会社での業務以外でも気になった美しい動きやインタラクションを伴うiOSのUI実装個人的に気になっているアーキテクチャーを活用したサンプルアプリの作成を通して得られた知見に関することを発表する活動も引き続きではありますが継続していました。

作る過程や構成に関しての配慮については、仕事にする前よりも更に意識するように図解を交えたドキュメントをまとめたり、以前書いた情報がバージョンアップした際にはテコ入れをして、これまでのアウトプット情報から仕事の局面でも応用できる形にする点には心がけています。

今後ともiOSアプリ開発に関する引き出しを増やしていくための活動は忘れず行なっていくことは継続していくと同時に、ほんの少しでもより良くできるための工夫とアイデアの探求についてもしっかりと向き合っていく次第です。

業務で利用しているもの以外の技術に関しても取り組んでいく

上記の主戦場にしているiOSアプリのUI実装まわり以外にも、取り組んだ主な技術については具体的には下記の様なものがあります。

ReactNativeについては、2017年から少しずつ海外の技術記事やサンプル実装を通じて片手間ではありますが取り組んでいました。特にReduxを利用したアプリのアーキテクチャ構成UI構築に関わる部品をComponent単位で管理していく手法についてはiOSアプリ開発の中にも応用できる部分なので、引き続き継続していこうと思います。

サーバーサイド関連では、2018年の夏頃からGo言語を始めました。この時点では特に何を作るかというアイデアが浮かばなかった感じでしたので、もし自分がGo言語を会社で使う事になったらどんな構成にするか?という観点で、これまで利用してきたPHPやRubyのフレームワークを業務で触れてきた経験を元に簡単なフレームワークもどきを構築したりしていました。(まだまだ改善の余地はきっとあるので、こちらも引き続き保守しながら機能を追加していこうと思います)

2018年は普段慣れ親しんだ技術とは別の新しいことに取り組んでみようとも思っていたので、丁度良いキッカケ作りの第1歩を踏み出すことができた点も非常に良かったと感じています。

最近改めて取り組んでいるiOSやSwift関連以外のトピックス以外でも取り組んでいるものの例をピックアップすると、下記になります。

【インフラ】AWS・Docker・Firebase
【サーバーサイド】PHP(Laravel)・Ruby・Go・Node.js
【フロントエンド】React.js・Vue.js・Nuxt.js
【モバイルアプリ】Kotlin・ReactNative・Flutter
【その他】デザイン関連や組織
マネジメントに関すること

まだまだ始めたばかりの段階のものから、以前に結構取り組んではいたけれど最近は後手に回しがちだったサーバサイド関連のものまで幅広くありますが、どれもモノにすることができればそれだけ選択肢と可能性が広がると思うので以降は積極的に取り組む機会や知見を広めたい次第です。

やっぱり感謝されるって嬉しいなぁ

登壇をはじめGithubやQiitaへのアウトプットについても、元々はサンプルアプリ開発を通して個人的に気になった部分を忘れないように、わかりやすい形まとめておこうという、いわば自分発信の動機からスタートしたものでした。

書いているトピックスについても、iOSのUI実装やUXに関連する分野が中心で、結果として掲載しているコードや図解を含めると結構な分量になっているものが多いです。(この部分については致し方ない面もありますがまだまだ改善の余地がありそうですね...👀)
にも関わらず、iOS関連のカンファレンスや勉強会にてお会いする方々からも、

「あの記事わかりやすかったです😁」
「業務であの記事を参考にして機能を作りました👍」

という感謝の言葉をはじめ、

「記事にあった●●の実装はこんな風にすると更に良くなりますよ
「▲▲の場合にどんな挙動になるかも是非調べて見て下さい🍀」

といった様な、僕よりもキャリアの長い方々からの有意義で前向きなフィードバックを頂けたりもしました。

iOSアプリにおけるUI実装に関するトピックスを中心とした記事やアウトプットを通してこの様に同じエンジニアから感謝されるのは、エンジニアとしても、そして僕自身としても嬉しいことでした。僕は決してエンジニアとしてのキャリアが長いわけではありませんが、少しでも誰かの手助けができる様に継続して行きたい思いは当初から変わってはいません。

2019年も、以前に趣味で作っていたアプリの作り直しや来年の技術書典に向けたネタを集めたり等、やりたいことや試したいことは尽きないですが、僕がこれまで技術に向き合う中で大切にしてきた向き合う姿勢や態度は忘れることなく、丁寧で上質なアウトプットを常に心がけていきたいと感じています。

追伸. 今回書いた書籍も是非シリーズとして継続していきたいと思っています(こちらについては12月に開催された技術書典の再販NightのLTでもお話しています → 書籍執筆からの今後に向けてのロードマップ

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