見出し画像

優しい時間のなかで生きるしあわせな時間




母は


日々、違ういろいろな時間軸を生きている。



ある日は


学生の頃の母だったり



ある日は


子育て中の母だったり


ある日は


保育士の仕事をしていた時の母だったりする。



先日、アルバムを母が見ていて


「何を見ているの?」




と私が聞くと



アルバムを持ち上げ


幼いころの私の写真を指差し


「これ、私の娘なんです。」


と母が言う。




ある日は


玄関に立ち



「こどもが帰って来るから。」



と母が言う。





自分の人生のなかで


1番しあわせだった時間に記憶が戻るらしい。




たまに


自分にとって


なにが真実なのか?


本当に真実が重要なのか?と思うことがある。



今起きていることが


本当は、全てではなく



本当は、なんにも関係なく


もしかすると


簡単にしあわせになれるのかもしれない。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?