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「やりたいことリスト」を書き出し、分類することで、自分と向き合う時間を作る。

 最新、本やSNSでよく「やりたいことリスト」を見かけるようになった。

 先日、読んだ「朝、1分間、30の習慣。(マツダミヒロ 著)」という本でも、ウィッシュリストを作ることを推奨していた。
 「本を出版してミリオンセラーになりたい」「100歳まで生きたい」のような、"すぐには叶わないけどいつか叶ったらいいなと思うこと"を書き留めておくこと、というものだ。

 そこで、私もウィッシュリストというものを書き出してみた。

 叶うのに何年かかるかわからないことも、すぐに叶えられそうな日常的なことも。「今年にやる」などの制限はつけずに、思いつく限り、書き出せるだけ。

 「ウィッシュリスト」といってもいろんな情報を見かけるが、いったいどんな目的でウィッシュリストを作るのか。どんな使い方をすれば、どんな効果を得ることができるのか。「ウィッシュリスト」について、改めて考えてみた。

ウィッシュリストの種類

 ウィッシュリストは、さまざまな方法を見かけるが、ウィッシュリストを作る目的や使い方、効果を、私の知る範囲で書き出してみた。ここでは、リストを作る目的ごとに分類する。

①「すぐに叶えられるものかは分からないけどいつかこうなったらいいな」という長期的な願いを書く。
 リストを書き出すことで、「可視化すること」を目的としたもの。

 「最高の人生の見つけ方」という映画では、死ぬまでにやりたいことを記した、通称棺桶リスト(Bucket list)が登場する。そこでは、一生のうちにやってみたいことが登場する。

②「今年に達成したいこと・やってみたいこと」を書き、一年の終わりに達成できたか振り返る。
 書き出すことで、目標が明確化することが目的のウィッシュリスト。意識しないと実行できなかったことを、改めて認識することができる。
「何もできてないと思ってたけど、意外とやりたいことができてるじゃん!」と思うことで、達成感に繋がる。

③「健康」「人間関係」「成長」など、テーマごとに分けて「やりたいこと」を書き出していく方法。
 一つのテーマから細分化することで、実行するための具体的な方法がわかる。

④日常の中ですぐにできるようなことも含めて、やりたいことや楽しみなことをリストアップする。
 自分にご褒美を与えたり、ご機嫌でいることを目的としたもの。2〜3個から始めることができ、手帳の隅や付箋などに書いておける、気軽なもの。これも立派なウィッシュリストである。


 まず、自分が何をしたいのか、思い浮かぶだけ書き出す。思いついた時に、いつでも何個でも、書きたせる状態にしておく。

 そうして、いざ「やりたいこと」を書き出してみても、そこから、さてどうしたものか、となってしまうだろう。
 書き出して終わってもいいが、どうせなら「やりたいことを行動に移す」ための手助けツールとして、「WISH LIST」を使いたい。

 そこで、自分が今抱えている「やりたいこと」には、どんなふうに分けることができるのか、考えてみることにした。

 すると、一つ一つの「やりたいこと」の種類をその中にはいくつか種類があることがわかった。


「やりたいこと」の種類

  1. 「達成するのに一年以上の時間や、長期的な計画が必要となる。」海外ディズニーパークを全制覇する。ヨーロッパへ旅行する。好きな作品の聖地巡りをする。こんなおばあちゃんになりたい、こんな~歳になりたい。好きな漫画を最終話まで見届けたい。など。

  2. 「自分の成長につながるもの、生産的な趣味など」読書とアウトプット、執筆、勉強、料理、YouTubeやnoteの投稿、散歩や筋トレ、ストレッチなどの運動を習慣にする、など。

  3. 「生産性の有無とは関係なく、自分の幸せにつながること」ミスドを食べたい。新作ラテを飲みたい。暖かいルームソックスを購入したい。新作の映画を映画館で観ること。

  4. 「自分をリラックスさせること、気分が明るくなること」間接照明を置く、かわいい雑貨を買って部屋に飾る。

  5. 「今までの自分にない、新しい挑戦や、刺激を与えること」美術館へ行って、触れてこなかった画家の絵を鑑賞する。演奏会へ行く。やったことのないスポーツをする。

  6. 「自分の周りの人、自分以外の誰かがいないと達成できないこと」(誰かと会う、誰かと一緒にこの場所へ行く、など)


 これはあくまでも、私なりの考えやすい分け方だ。

 この分け方以外にも、やりたいことに応じて、いろんな分け方をしたり、深掘りをしたりすることができる。

  1. 「食」「文房具」「音楽」「旅」など、自分の興味のあるテーマごとに分けてみる。

  2. 「これは長期的な計画が必要」とか、「これは今週中にできそう」「今月はこれを買いたい、ここへ出かけよう」などと、スケジュールに組み込んでみる。

  3. 「海外ディズニーパークを全制覇」するのは、今すぐには取り掛からなくても、一生のうちにできればいいから、そういうのは「bucket list」にまとめてみたり。

  4. 「運動を習慣にする」は、達成したことが分かりずらい。だから、「毎日3分だけストレッチしてみるなどの小さな目標を設定しよう」とか、「できた日は手帳にチェックして記録してみよう」など、運動を習慣にするための小さなチャレンジを考えてみる。

 リスト化して、一つ一つの「やりたいこと」と向き合っていく。分類したり、深堀りしていくことで、普段は意識しない範囲まで、自分と向き合うことができるのではないだろうか。


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