いやあ、聴くって
本当に難しいもんだ！と
つくづく実感したことが
少し前にありました。
「聴く」仕事をしている私ですが、
失敗すること、あります。
にんげんだもの。
↑都合良く使ってゴメン！みつをさん！

失敗は「100人のフツウの子育て」
インタビューでのこと。
インタビューしたのは、
3人を育てるママ。
年子の男子を育てて、
転勤もして、
転勤のさなかに末っ子も生まれて、
てんやわんやの大騒ぎ！
ってお話が面白かった。
インタビューをまとめた記事の下書きを
そのママに確認してもらったときのこと。

年子男子を「ほぼ双子」と
表現した私ですが、
ママは「ほぼ双子とは、
思ってなかったんです。
むしろ一歳差って
こんなに違うんだと思って」
と修正依頼メッセージに
書いてるではありませんか！

えっ！あんなに気持ちに入り込んで
100％聴いたのに、
なんで「ほぼ双子」って
書いちゃったんだろう、私。。。

記録用の動画を再度見てみたら、
年子男子話のくだりで、
私が相づちを打っていました。
「うわ～！ほぼ双子だもんねぇ～」

ママの言葉じゃなく、
私の言葉じゃん！！！！
自分の言葉、聴いてんじゃん！

かなり衝撃的な発見でした。
相手の話を100％聴いている、
と思っても、
自分の価値観や感情、
思い込みや反応が入ること
結構あるもんだなぁ。
だから、常に【自分を横に置いて】
聴くことが大事なんだよね。

相手の気持ちに入り込みすぎると
相手の気持ちと自分の気持ち、
混同してしまうこともある。
この事例のように。笑

例えば、
友達と喧嘩した、
我が子の話を聴くとき。

自分が通ってきた
子育ての悩みを
若いお母さんから聴くとき。

PTAの人間関係で悩む
友人の話を聴くとき。

自分の価値観や感情、
思い込みのフィルターを通して
話を聴いてしまうことがある。

そういうことがあるのだ、と
自覚して聴こう、と
改めて思いました。

ちょっと聴いたくらいで
理解したつもりになっちゃ
アカンってことだね。
「聴く」は謙虚に。
自戒をこめて。

最後までお読み下さり、
ありがとうございました！

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