山、子育ての心得

画像1 東京から埼玉県飯能市山方面に移住してはや一年。5歳。中度知的障害児を育ててのリポートをここに記しておく。それは東京在住の人にも埼玉にいた人にも「東京から出ない方がいい」とアドバイスを受けていたからだ。私の経験は健常児も障害児にも有益な情報だと思うので記録しておくことにした。今回は自然と生きる子育てについて記したいと思う
画像2 子育て世代が一番移住で気にするのは医療機関ではないだろうか?特に我が子はお世話になるタイプなのでここで生きていけるか懸念した部分ではある。飯能市に住んでみての回答は「なんとかなる」。ただ、すごく良い、とは言わない。様々な医療機関のレビューは低く、「珍しくこの病院は信用できる」なんていうのも。我が家の場合は大学病院が車30分圏内だったので移住を決めた。混むけどなんとかなる。あと山間部は救急車を呼んでもすぐ来るとは限らない。タイミング悪く最寄りが出払っていたら40分来ない。現実的にAED設置場所を把握している
画像3 子育てをして初めて知ったことが「子供にとっての公園の重要性」だ。私はお恥ずかしながら子育てに真面目な方ではない。ただ一つ言えるのは「公園は子供の生息区域にある」だ。そして遊具は普段使わない「筋トレジム」と認識した方が良い。我が家は街に出るついでに立ち寄るようにしているが、片道車20分をわざわざ公園のために出るだろうか?では山の子供は運動不足なのかという疑問の答えは「人による」である。送迎完全車になると自然の中でも運動不足だ。お散歩で山登りしてくれる幼稚園は(目的地が寺か山しかない)めちゃくちゃ鍛えられる。
画像4 ここは一番大切な問題なので声を大にしてお伝えしておきたい。幼稚園、小学校、中学校は親の考えにもよるが家の近くの学校に通うことが可能であろう。問題はそれ以降なのだ。高校、大学生。駅から離れれば離れるほど直面する「送迎問題」「バスあるからなんとかなるでしょ」なんて思っていたら絶対後悔すると思う。最寄り駅から30分超えたら電車の定期よりエグいと思うよ。。。それが子供が多かったらなおさらね。。。
画像5 さて、どうでしょうか?私は飯能誘致員ではないですが田舎暮らしってまずこんな感じです。でもその中で「東京の方が医療が良いはず!療育が良いはず!」という方々にも出会ったのでその答えは「人による」だなって思って。この投稿を作成しようと思いました。正直、我が家は医療ケアが必要な子供ではないので、それは人によって場所の判断はいると思います。んで東京の時より親身な医療スタッフの方々、過疎化ならではの手厚い保育は移住して大きく良かったことです。金銭的なものは東京は大きいですが総合的には東京が絶対いいとは思いません
画像6 ここに移住して良いと思うことは草花を積んでもいい、大声を出してもいい、駆け回っていい。そんな当たり前がダメになった場所で子育てできる気がしなかったからです。(私がw)大人になってダメなことは子供の頃散々やらかすからこそ大人になって自制できることなのかなって思ったりします。この記事が移住を思い悩んでいる人の何か参考になれば幸いです

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