2022.3.13 ASIAN KUNG-FU GENERATION 25th Anniversary Tour 2021 Special Concert “More Than a Quarter-Century” ショートレポ

すごい公演を見てしまったというのがもう正直な感想。

いつもだったらまえがきとか曲ごとの感想を書いているんですけど今回は感情のままに書きたいのでちょっとそういうのもなしで。読みづらかったらすみません。

去年、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは25周年を迎えてライブツアーも行っていたけど残念ながら一公演も参加できなかった。

それでもありがたいことにYouTubeでライブ配信を行なってくれて画面越しで見ることはできた。それがまた家に居ながらでもすごく楽しかった。画面見ながらめっちゃ口ずさんだ。

楽しいと思う反面、羨ましさも比例してなんでこんな楽しいお祭りの場に自分が居ないんだと。

そんな心の内を見透かすように追加公演が発表され、速攻で申し込みをした。本当に楽しみだったんだこの公演。

会場に着くとステージに客席が設けられていて、リライト(2016ver.)のMVみたいな感じになってて興奮したし、いざ始まってみるとめちゃくちゃ格好の良く重いセッションからセンスレスに繋がる。

背景の映像はステージ席にいる観客のTシャツもスクリーンの役割を担っているようだった。(確かステージ観覧席は白T指定だった気がする。)

こういう演出の何が興奮するってステージにいる観客からいつもアーティストが見ている景色を見ることができるし、観客の盛り上がりを見て相乗効果で盛り上がれる。

観客が腕を上げている様子、拍手している様子がもう最高の演出になっているのが本当に素晴らしかった。

それだけでもう常に拍手を送りたい気持ちだった。
序盤から好きな曲がひたすら流れ続けて完全にハイになっていた。
今回に限っていえば声をだせればなぁと思う隙もないほどに興奮しきっていた。元々はコールアンドレスポンスで成立していた箇所も目一杯腕や

君という花の後奏で大洋航路のフレーズを歌ったり、MCの後には喜多健介さんがシーサイドスリーピングを歌ったりフジファブリックの金澤ダイスケさんが現れて夕暮れの紅とケモノノケモノが演奏されたときには現実じゃなくて夢なのではと疑ったほど。
ケモノノケモノのネオンみたいな明かりも夕暮れの紅の橙の暖かい明かりの演出もとてもよかった。

さらにはthe chef cooks meのシモリョーさんが出てきて迷子犬と雨のビートが演奏されたときには発狂しそうになった。ゴッチさんが「迷子犬と雨のビート」って言った瞬間に衝動的にガッツポーズをするほどに嬉しかった。これはマジで嬉しい。これはシャボンが背景に漂う感じが幻想的だった。

かと思えば最近でた曲の中では群を抜いて大好きなエンパシー。

ここからは所狭しと言わんばかりに次々と豪華ゲストが入れ替わりで現れては楽曲が披露されていくもので感情が追いつかない。

最終的に村田一族と井上陽介さん(TurnTable Films)が現れてフラワーズと海岸通り(Strings arrange)で綺麗に締め括られる。

これに加えてアンコールは「僕らを世界に押し上げてくれた曲」と言って遥か彼方を披露。
過去のライブ映像が背景に映し出されてこれまた激アツ。
映像の観客に負けてらんねー!と思って思いきり手を振り上げる。
ゴッチさんも最後には気迫がこもった歌唱をした後に思わず笑いをこぼしていた。

最後には今を生きてで締め。
これがまたすごく幸せに満ちた空間だった。
普段はあまり気にしないけど会場中で挙げる手が揃ったときにはこの人らみーんな仲間じゃ!とすら思ってしまった。

本当にそれぐらい気持ちのいい空間だった。

取り急ぎこの嬉しかった感情を書き留めておきたかった。
帰ってから早速セットリストを組んで聞き直してずっとループしてる。

ASIAN KUNG-FU GENERATION25周年本当におめでとうございます。
MCの中でこれからも続けていくお話をしてくれたけど、こちらこそこれからもフェスやライブで追っかけていきたいと思います。

日本のライブシーンの最前線、これからも突っ切ってください。
大好きです。

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