和歌山大学 3年次編入 不合格体験記
私はR6年度和歌山大学経済学部の3年次編入に落ちました。
ここでは、試験内容や面接で聞かれたこと、反省点などを書いていきます。
私は一般選抜で受験したので、そちらをメインに書いていきます。
概要
日時
[推薦] 6月後半
[一般] 8月後半
文系の編入試験は9月ごろからはじまるところが多いです。
なので、和歌山大学は他大学よりかなり早い時期にあります。
本命の練習として受けとくのもありですね。
試験内容
[推薦](配点300)…面接、出願書類、トイック(300)
[一般](配点600)…小論文(200)+面接、出願書類、トイック(400)
私が出したトイックとGPA
トイック650、GPA2.95
私が書いた志望理由書
私が作った面接対策
① 今回、「和歌山大学経済学部」を希望するようになったのはなぜですか
私が貴学の経済学部を希望したのは、アジア諸国の経済問題について研究できる環境が整っているからです。
私は、アジア発展途上国の自由貿易による影響に興味を持っているのですが、〇〇教授の研究が私の研究予定のテーマと同一であったので、魅力的に感じました。
また、貴学の経済学部には経済、経営の専門家の先生方が多数在籍されているため、自身の研究内容をより深められると思い、希望しました。
② 卒業論文のテーマとしてどのようなものを考えていますか
私はアジア発展途上国の自由貿易による影響とその解決策、今後の望ましい展望を研究テーマに考えています。
近年は自由貿易によって発展途上国の国民所得が増加すると同時に格差拡大が問題となっています。
発展途上国で最適な資源配分を達成するためにはどのような政策が望ましいか考えていきたいです。
そのために文献調査、インタビューやアンケート等を実施して研究を進めます。
③ なぜ数ある大学の中でも、和歌山大学を選んだのですか
貴学は中規模な大学でありながら多くの留学生が在籍しており、多言語サロンなどの異文化交流の機会も多いからです。
私はアメリカ短期研修を通して、現地でしか得られない気づきがあることを知りました。
経済問題を分析する時にも各国の実情を知った上で研究することが大切だと考えています。
(私が貴学を希望したのは、アジア諸国の経済問題について研究できる環境が整っているからです。
私は、アジア発展途上国の自由貿易による影響に興味を持っているのですが、〇〇教授の研究が私の研究予定のテーマと同一であったので、魅力的に感じました。
〇〇教授は近年、経済統合下の途上国内の地域間格差を研究テーマとしており、過去にはASEAN自由貿易地域と国内地域間格差に関する論文も執筆されているため、私の研究したいテーマと合致しています。)
④ 在学中の大学で、学業で挙げた成果、あるいは力を入れて取り組んだ授業について教えてください
私は、経済、経営の専門科目と英語学習に力を入れました。専門科目では経営学の講義を中心に履修し、グループワークやディスカッションで積極的に意見を述べました。
また、英語学習では、English Communicationの授業でプレゼンやグループ発表を通して自分の考えを周りに伝える力を身につけました。
⑤ あなたは周囲の学生にどのような影響を与えることができると思いますか
私は講義やゼミでのグループワークで、積極的な意見交流の場を作ることができます。
今の大学でアントレプレナーシップの講義をとって、建設的な意見交流が新たなアイデアを生み出すことを実感しました。
アントレプレナーシップの授業では毎回組織内で求められる能力や理想的な組織行動とは何かを話し合う時間がありました。
Zoomの授業で各ブレイクルーム4人ずつで毎回違う人と話し合えたので、仲間の意見を聞こうと自分が率先して議論を動かしました。
いろんな意見に触れ私の、仲間から意見を聞きたいという意欲が、活発な議論につながると思います。
<将来の希望について>
⑥ 卒業後はどのような進路を考えていますか、そのためにどのような準備をしていくつもりですか
私はより高度な知識を身につけるために、貴学の大学院進学を考えています。
そのために、大学で自身の研究を主体的に行うとともに、自身の苦手とする英語能力を克服して国際的に活躍できる人材となりたいです。
その後は、経済学の専門家として国際経済を経営、政治など多方面の分野から分析できる人材となりたいです。
⑦ 和歌山大学で学ぶことが、夢の実現にどう繋がりそうですか
私は、貴学で学ぶことが、経済・経営の両面から学べる点で、夢の実現につながると考えています。
進路希望にあわせた5つコースを設置しているので、自分の興味や将来を見据えた学習ができます。
⑧ もしこの編入試験に不合格だったらどうしますか
不合格だった場合は残念ですが自分に足りなかった知識や経験を改善して次に活かしたいと思います。
<そのほか>
⑨ 卒業論文の指導を受けたい教授がいれば挙げてください。また、それはなぜでしょうか。
私は〇〇教授から卒業論文の指導を受けたいと考えています。
〇〇教授は近年、経済統合下の途上国内の地域間格差を研究テーマとしており、過去にはASEAN自由貿易地域と国内地域間格差に関する論文も執筆されているため、私の研究したいテーマと合致しています。
そのため、ぜひ〇〇教授のもとで卒業研究を行いたいです。
⑩ 在学中の大学で、学業以外に力を入れて取り組んだことがあれば教えてください
私は現在の大学でのアメリカの短期留学プログラムを通して、実際に現地を訪れることでしか得られない気づきがあることを実感しました。
アメリカ人は見ず知らずの人でもフレンドリーで気さくに話しかけてくださり、日本との違いを感じました。
また、円安ドル高の現状を目の当たりにし、今後の日本の景気対策の課題を考えるきっかけにもなりました。
語学では、日常会話でも自分の中で満足のいく返答ができなかったのが心に残っています。
今後の英語学習ではspeakingの力も伸ばすべきだと思いました。
⑪ 学業以外に、和歌山大学編入後の学生生活で挑戦したいことはありますか
私は長期休みを利用した海外短期留学プログラムや学内での国際交流プログラムに挑戦したいです。
現在の大学で短期留学を経験したことで、国際交流に興味を持ちました。
海外の方との交流を通して、自分の価値観を広げていきたいです。
そして,その経験を研究テーマに活かしたいです。
⑫ 国際経済に関心をもつようになったきっかけを教えてください
私が国際経済に関心を持ったきっかけは、私が生まれ育った環境と関係があります。
私の地元である〇〇市は「多文化共生推進プラン」を掲げ、外国人市民の積極的な受け入れを行っています。
私自身、小中学校の頃、クラスに何人か海外出身の友達がいました。
〇〇市の「多文化共生推進プラン」について講演で聞く機会も多かったので、それが国際経済に関心を持つきっかけとなりました。
実際に聞かれたこと
志望理由、編入を目指したきっかけ、入りたいゼミ、入りたいゼミの先生のことをどれだけ知っているか、今の大学で学んでいること、将来どうしたいか、簿記についての一問一答
試験を終えて
面接時間は15分で上記の質問をされました。
私は経済学を勉強したいと志望理由に書いていたため、まさか簿記についての質問があるとは思っていませんでした。
3人の面接官のうちの1人が成績表を見ながら、「君は簿記入門の講義がSだから私の質問に答えられるよね」といって、5個くらい質問してきました。
質問内容は基本的な仕訳や損益計算書を構成するもの2つを答えよなど、基礎の基礎でしたが、全て忘れたため、全部の質問に「すみません、わかりません」と返しました。
それが落ちた原因だと思います。
自分が希望する学科以外の質問にも対応できるようにした方がよさそうですね。
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