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「日本テレビ、スタジオジブリを子会社化」の記事を読んで

スタジオジブリが日テレの子会社になるとの事。

「スタジオジブリの経営面をサポートする契約を締結することによりスタジオジブリを子会社化する。」
との事なので経営面は一安心だと思います。

権利関係(関連グッズ、DVD &Blu-rayソフト販売、TV放映権等)や関連事業(ジブリパーク等)である程度の収益はあるのでしょう。しかし、メインの映画作品の制作が数年で1作で、しかも当たるか当たらないか判らないという状況で続けて行くのは凄く不安定だと思います。

今年公開された『君たちはどう生きるか』は(ジブリ鈴木敏夫P)「ちゃんと採算とれました」との事。
累計動員546万人、興収81億6000万円を突破。「(制作に)7年かけても、ちゃんと回収できることがあるんだってことを証明できた」などと語った。海外配給も好調だという。

今回の作品は採算とれた様で良かったです。

子会社化で経営面では一安心ですが、肝心の作品を作り続ける宮崎駿氏の様な柱の後継者となる人がいないままで大丈夫だろうかという不安は残ります。この点は引き続き注視し続けたいと思います。

サブスク配信の期待

やはり日テレなのでHuluでのジブリ作品配信の期待の声は多いですね。

金曜ロードショー(以下、金ロー)で年に何度か放送されるジブリ作品をサブスク配信と上手く住み分けは可能でしょうか?

私は可能だと思います。

この「ルパン三世 カリオストロの城」はジブリ制作ではありませんが、宮崎駿監督の作品です。
Huluでは、この作品を時々配信しますが、今年はこの金ローで放送直後から配信されました。
Huluではジブリに限らず金ローで放送された映画がその直後に配信されるのはよくある事です。

常時配信は難しいかもしれませんが、放送直後からの配信は可能性かあるのではないかと思います。
度々話題になるエンディングカット問題も、
「エンディングを含めた完全版はHuluで!」なんて事になるかもしれません。

タツノコプロも日テレの子会社

noteプロデューサー徳力基彦さんのツイート(ポストってまだ馴染めて無い💦)とnoteの記事


「ミライカフェ」☕️ではタツノコプロも日テレが買収してたという話題が出たようですね。
タツノコプロ作品はHuluだけで無く様々な配信でよく見かけます。ジブリ作品の配信も期待しちゃいます😊

こちらは2021年に放送されたタツノコプロの作品。1980年に放送された「とんでも戦士ムテキング」のリメイク作品ですが、日テレ系以外でも放送されていてるので制作会社としての独立性がある様に思われます。

こちらは、ちょっと難しい企業価値の話。

「スタジオジブリはもともと1985年に株式会社徳間書店(現カルチュア・コンビニエンス・クラブの連結グループ会社)が出資してできた会社であり、法人株主としてスタートした会社です。」

「今回の日本テレビによる子会社によって、徳間書店時代と同じ体制に戻るだけであり、作風を含めこれまでと何かが大きく変わることは考えづらいと言えます。」

徳間書店が出資してできたスタジオジブリの経緯に触れ、一部に言われている作風への影響は考えづらいと書かれてます。
私も影響はあまり無いと考えてます。

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