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テストステロンが出ているおじさんたちの「仲間」としての心強さ

(定型文)こんにちは。名古屋を中心にウェブ制作、マーケティング、商品開発、企画、釣り事業マーケターなどなんやかんややっているUtility-arts.comの大林と申します。記事の最後にリンクなどまとめておりますので良かったらそちらもご覧ください。
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ちょっと前に、「君に友だちはいらない」という本を読んだ。
書評として書くと結構気合がいるのでそれはまた別の機会にするとして、内容はとても興味深いものだった。

友達ではなく、仲間を作れ、という。
一人でなにかにチャレンジして、どんな冷ややかな目で見られていてもまずは踊り続けなければ仲間と出会えない、という。
仲間は共通の目標を持った関係性、という。

まさにこれだよなあ~としみじみ思った次第。

価値観と目的を共有する仲間と価値を育てる

一応前提情報として補足しておくと、私は釣り関連事業に特化したマーケターというカテゴリで、そのジャンルにおいては全国区の知名度を誇るへらぶなの管理釣り場「ひだ池」と、そのジャンルにおいてはその完成度は日本一と自負、そして私もそう信じているかかり釣り(筏からクロダイを釣る)専用ロッドを製造している「NSR」のふたつに総力戦マーケターとして関わっている。

いずれもパンデミックによる緊急事態宣言の折にスタートしたプロジェクトで、めちゃくちゃ逆風だったゆえに未回収の点も色々あるが、縮小が加速する釣り業界で概ねうまくいったかな、と思っている(※)。なにより、一連の活動の中で自分自身が色んな経験を積めた。

そしていろんな人に出会ってきた。しかし、友達、という存在はその中でも少ない。もちろん釣り場で出会った人も数多いが、結局深く付き合えるのは釣りを通して(釣りでない領域でも)なにか学びたい、成長したいというものがある程度一致している人だと思っている。これを「仲間」という。

もちろん、ひだ池やNSRのオーナー両氏はビジネス上、人生上の目標を共有している関係なので、私からしたらクライアントたるお客様であり、同時にこの定義における「仲間」そのものである。だから、会えば時間を忘れていろんな話をする。だからこの関係性はとてもわかりやすい。

そんな「仲間」のみなさんはやる気と自尊感情が十分備わっている

人間は何歳からでも成長するというか、ずっと歩みを進めていくものなのだなあとつくづく思う。

年上の「仲間」も年下の「仲間」もいるが、やっぱり「仲間」だと思える人は共通して「今取り組んでいる自分のテーマ」について語れる。言い換えると、何かを頑張っている。それはビジネス上のテーマに限らず、性格やコンプレックスに対するチャレンジのような重たいものから、日常のちょっとした行動まで色々だが、そうした話を共有するたびに学ばせてもらえる。

ダイエットチャレンジの結果仲間も動く

別記事で書くと思うが、今年1月からダイエットを始め、2ヶ月で10kg減量、それから追加で3kg減量した状態で体重は安定し、徐々に体脂肪率が減っている。食事制限も事実上やめていて、それでいて体重が落ち着いたのでダイエットは成功したと考えている。

食事制限もそうだが、運動量を増やした。毎日できるだけ歩くし、元気なら走る。筋トレもやるが、自重で軽くやる程度。それでも十分効果が出た。HbA1c、尿酸値、肝機能すべて大きく改善したのだ!

それを見た「仲間」が何人もやり方を聞いてきたり、実際にやってみたりして成果を出している。そしてお互い情報交換したりもする。成長のシナジー効果がこんなところにも生まれる。そして楽しい。

世をすねていた30歳ごろの自分にはできなかったことが今になってやっとできるようになった。

根性論とはまた違うのだが、やり抜く力が湧いてくるにはやるしかない

最近「筋肉はすべてを解決する」というフレーズがミーム化しているレベルでよく耳にする。筋トレをすればうつも治るし仕事もできるしモテるようになる、みたいなあれである。

たしかにそれは感じる。前向きになった。自信が回復した。よく眠れるようになった。基本的に良いことしかない(ただし中年の筋トレはクレアチニンや尿酸値などを見ながらあまり無理しないように。。。腎臓と血管は大事にしたい。)。

これらの変化にはテストステロンという男性ホルモンが影響するのだという。テストステロンは筋トレ、勝負事の勝利体験、タンパク質摂取などから分泌量が増える。簡単に言うとテストステロンが増えれば活力が湧く、ということだ。

人間の意志力、根性、我慢強さはこのテストステロンの多寡に大きく影響されるのだろう、と思う。

健康のための減量が精神的にも好影響で、さらにそれらをやり抜いたという自信が実生活のいろんなところでうまく機能している。結局、協力することにお互いメリットを感じられる「仲間」としての関係性はテストステロンが担保している部分もあるのではないかと思う今日このごろ。
個人差もあるし、強すぎるのも大変そうではあるが。

マンモスを追いかけ回していた頃の先祖も、現代社会のチームも原理は同じで、「リスクを共有しチームで共通の目標に挑む集団の形成」である。

そのチームで信頼されるには、やってみせるしかない。

うーん、テストステロンのサイクルである。

実は自信を積み重ねた人たちの輪に加わったことも影響している

私はギラついた人が苦手であった。が、より多くの人と関わってみて気づいた。実際にはギラついていることではなく、意識ばかり高くて他人に不寛容だったり、逆にパターナリズム全開で過干渉な人物が嫌いなのだ。

本当に自尊心があり強い人は、そうでない人に対してマウントを取ったりはしない。むしろ、程よく見守り、面倒を見ようとするのだということを学んだ。たとえばNSRのファンクラブに参加してそれがよくわかった。一様に、雰囲気がある。一言で言えば釣り好きなおじさんたちの集まりなのだが、かっこいい人が多い。これまで乗り越えてきた経験などがそうさせるのだろうと思った。実社会で活躍している人が多いのである。

先述の通り、何かをやりきった経験はテストステロンの分泌を促す。それが雰囲気を作っているのだろうと思う。

私はその中に加えてもらえて、おかげさまでいろんな示唆を受けている。これが仕事上の発言や、日常生活の行動にもつながっている。仲間の力になりたい。

※補足:ここ数年空前の釣りブームみたいに言われてましたが、「レジャー白書」によると20年前と比較し現在の釣り人口は半減して560万人、これが570万人に増えたのがこのブームによる増加量です。その多くは初心者であり、上記2つの事業に対する影響度は言うほど高くありません。「ここ20年での市場縮小のスピードに対して少しブレーキが掛かった程度」、位の認識をしてください。

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