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寄付しても批判の的?ノートルダム騒動から

ノートルダム大聖堂の火災から、再建のために多額の寄付が集まっていることがニュースを賑わせていますね。

上記のツイートは、パリ造幣局がファンドレイジングを目的に、記念の再建メダルを発行することを決定した記事です。

これぐらいのスピード感を持って、意思決定できるのは寄付が一般的な手段として普及している国ならではだな、と感じました。


一方で、こんな声も上がっているようです。

大火災に見舞われたフランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂の再建のため、大富豪らから多額の寄付金の申し出が相次いでいることに対し、マクロン大統領の政策に反対し昨年11月からデモを続けている抗議運動参加者らは「不公平だ」と不満を募らせている。
(中略)
抗議運動の中心となっている女性は17日、「社会的な惨状には何もしないのに、わずか一晩で膨大な金を拠出できることを見せつけた」と高額な寄付を批判。インターネット交流サイト(SNS)上では「人間より石が優先されるのか」などと反発する投稿が相次いだ。
(上記Webページより引用)

格差が広がった結果、高額の寄付をすると非難される世の中、という一面も垣間見えます。
富裕層にとっては、ある意味でやりづらい社会なのかもしれません。

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