今年触れたよかったもの(4~6月)

4月

死地を潜っています。こんにちは。今年触れたよかったものの話をします。

「ブリングリング」

一番好きな監督ソフィア・コッポラの映画。少年少女たちがセレブの家に忍び込んで服や靴や宝石を盗みまくるきらびやかな社会派エンターテイメント。かのエマワトソンが非行少女を演じていてエモい。


ハーマイオニーで有名になったエマワトソンがガチガチの不良役を演じており倒錯した気持ちを覚えるとともに、普通の子がそういうジュブナイル犯罪を犯すことの社会の歪み的なものが読み取れる名配役だ。


「グッバイ・ファーストラブ」といういまどきフレンチおセンチ映画

「君の名前で僕を呼んで」公開記念に、渋谷ぶんかむらの映画館で組まれた恋愛映画の特別プログラム「すべて恋しき若者たち」より一作観に行ってきた。フランス映画を劇場で見るのは初めて。

1999年、パリ。高校生のカミーユとシュリヴァンは愛し合っていたはずだった。シュリヴァンは人生の目的を見つけるために外国へ行きたがっているが、カミーユは彼と離れたくない。夏になり南仏にヴァカンスで出かけたふたりの間には、楽しく過ごす間にも気まずい雰囲気が漂っていた。やがて夏も終わり、彼らの愛のゆくえは…。
『未来よ こんにちは』のミア・ハンセン=ラブ監督自身が経験した初恋をモチーフに、心と体が微妙なバランスで揺れ動く多感な少女が大人への階段を登り始める瞬間を、季節の移り変わりの中で美しく描く。陽光をかき分ける一筋の風とともに訪れるエンディングの余韻は、きっと生涯忘れられない。

フランスの田園風景がのびのびと描かれていて、コテージがあるの羨ましいな~とおもいました

バッドエンドやサッドエンドばかり見ていたので、こういうかすかな感傷を投げかけながらもLife goes onをほのめかしていく映画はいいねえと思った。


すべて過ぎれば一瞬のこと。けれど、あの時のなにもかもを覚えてる──
Bunkamuraル・シネマにて4/27(金)~公開の『君の名前で僕を呼んで』。17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く本作は、公開前から既に”普遍的な愛を描いた真の傑作”として期待が高まっております。
そんな話題作の公開を記念して、Bunkamuraル・シネマでは若者たちの愛のゆくえを描く名作映画を集めた特集上映企画<すべて恋しき若者たち>の開催が決定。近年スクリーンで上映されなかった名作や、貴重な35mmフィルム上映作品も複数含む全9作品を3週間限定で上映いたします。
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/18_truelove.html


↑これめっちゃいいプログラムだったので、細々と残りの作品も借りて観ている。「ヴァージン・スーサイズ」や「アデル、ブルーは熱い色」など珠玉の作品ぞろいなんです


「リズと青い鳥」という業

高校の頃めっちゃハマってた高校の吹奏楽の部活青春アニメ「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ映画。合唱部だったので舞台ものの部活のスポ根はちょう共感しちゃうんだよな~知ってる人がわかるリアルをひしひしと感じる。


リズと青い鳥、業。
本編みたいに爽やかな落としどころも汗と涙の熱血練習もない分、みぞれと希美二人の距離の揺れただそれだけに全力を割かれていて終始鳩尾に殴打食らった気分で見た。斜め上から最高の重さ。いいぞ!

次の本編の一年後を描く映画で響け!の物語はいよいよもって終わってしまうので悲しいし、一番好きな田中あすかせんぱい!がもうすでに卒業しちゃってるのはもう耐えられないな~シクシク

しかもいつのまにかあすか先輩の年齢を追い越してしまって超しんどい。二つ上の頼れる先輩じゃなかったんですか……

思えば二期終わりから映画製作決定が間髪入れず告知されていたので、3年間は続きがある安心感の中で生きてきたけども、もうおしまいなのは寂しいね


シングストリート

前にも語ったけどもシングストリート良かった。友達と「いいね~!!!」って何度も言いながら観た。11月にももう一回見た。アマプラで見られます。


4月は外大との期間限定ダブルスクールを始め、新しい学生証に喜ぶ。週5で別の言語をやるのはかなりクレイジーで楽しかったね。英語、ロシア語、アラビア語、サンスクリット、スワヒリ語を履修。木金は2大学を行ったり来たりするので忙しかった。毎日学習言語を切り替えるので脳の回線がいろいろ混雑してかなり拡張した気持ちになる。たぶん頭の回転が少し早くなったんだと思う。

5月

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

響け!をリアルタイムで見ていたころずっとCMやっていたので気になっていて、大学入って初めてアニメを1クール観た。ヴァイオレットを演じていた声優がアイカツ!の人だったのでっていうのもある。アイカツ!は若手声優を育てるアニメでもあったので、そういうのを応援したくもなるコンテンツだったよね。


アイカツの推し、霧矢あおいちゃん

昔はなんやかんやいろいろ見ていた気がするんだけどもうからっきしですね。アイカツ!は1話から200話くらいまで全部観てたし、高校の時劇場版アイカツ!も一人で行った覚えがある。この話は長くなるのでまたの機会にするが、アイカツ!は私の情操教育にかなり役に立ったと思う。アイカツ!には女児が学ぶべき地球で生活をする上の世界観がかなり詰まっている。次のマクロスいつ?

ヴァイオレットエヴァーガーデンについてはあんまり覚えてないので書くことがない。お上品な道徳って感じで良かった。


Sufjan Stevens

これは前に話した。きみの名前で~の劇中歌のシンガーソングライター。コールミーバイユアネームサントラ賞を取りそうですね。


Charlie Puth

TikTokから知った洋楽歌手。私はTikTokを通じて聴くようになった歌手が少なからずいる。TikTokを世の中のおじさんどもがもっともらしく語るようになって若者が減ってきているのマジでうるせ~!!と思います。影に潜め。

チャーリー・プース、5月にニューアルバムをリリースしていたのですがとても良いですね。音楽についてきちんと語る素養がないので言葉にしづらいのですが。音楽について語るボキャブラリーが「歌詞がいい」「メロディーがエモい」の二通りしかない

アンニュイでちょっとハスキーなのにピッチが正確で聴いていて気持ちがいいです。



五月は来月頭のIELTSの試験にむけてガチっていたのでコンテンツを摂取する暇がなかった。大学受験ぶりにいっぱい勉強したのはしんどかったけど結構楽しかった。言語っていくらでも勉強しようがあるからいいよね、すき。かわりに洋楽をいっぱい聞いた。観るもの聴くもの全部英語に浸していたので英語の能力がブチ上がった。成績もよかった。

6月

Me Before You

前に語ったので割愛。

ヒロインのファッションがダサ可愛くて見どころ。

ヒロインの女優、次の項で述べるゲーム・オブ・スローンズでめっちゃくちゃ活躍している。いいぞ!


ゲームオブスローンズS4~S6

ゲームオブスローンズの後半戦を大体3週間で見終わる。一シーズン10時間なので、当然学業がおろそかになる。部屋が荒廃する。

ゲーム・オブ・スローンズは今世界で一番ホットなドラマだ。よくソシャゲと聴き間違われるがゲームではない。「なんちゃら・オブ・なんちゃら」みたいなソシャゲがこの世には飽和している。

『ゲーム・オブ・スローンズ』(原題:Game of Thrones)は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたHBOのテレビドラマシリーズ。中世ヨーロッパに類似するがドラゴンや魔法が存在する架空の世界において、多くの登場人物が入り乱れる群像劇である。

ゲーム・オブ・スローンズにはファンタジーにまつわるすべてのエモーションが詰まっているといっても過言ではない。人がめちゃくちゃ死ぬし(登場人物300人中190人がもう死んだ。分母も分子も多すぎる)、幸せになるキャラクターはどこにもいないが、全員が鉄の玉座(アイアンスローン)をめざして戦いを繰り広げ、共闘したり智謀の限りを尽くしたりする様子には人間の根源がみてとれる。まだ見てない人がうらやましい、まっさらな気持ちでゲーム・オブ・スローンズを観られるのだから…

暇を持て余しているならゲーム・オブ・スローンズを観ればよい。だが、ゲーム・オブ・スローンズの話は長くなるのでまたの機会にする。ちなみに私の中で今一番クールなドラマ「ウエストワールド」も同じ配給が作っている。


SOMEWHERE

4月の項で触れた「ブリングリング」と同じ監督の作品です。エル・ファニングという天使に似ている女の子が主演の映画。作中の挿入歌について一度記しましたね。

ハリウッド映画のスター、ジョニー・マルコは、ロサンゼルスの高級ホテル“シャトー・マーモント”で生活している。パーティに明け暮れ、フェラーリを乗り回す彼の暮らしは、見た目は華やかだが、中身はどうしようもなく空虚である。
ある日、前妻から娘のクレオを一日預かってほしいと連絡を受ける。久々に会った思春期の娘をフィギュアスケートの練習場に送ってやり、ぎこちないながらも父親として接する。クレオとの一日は瞬く間に過ぎ、新作映画の取材、共演女優との情事、映画の撮影準備といった元の喧騒の日々に戻ることとなる。
そんな中、突然クレオが一人で、ジョニーの部屋にやってくる。母親がしばらく家を空けるのでサマーキャンプに行くまでの間、部屋に泊めてほしいというのだ。“シャトー”での父娘の暮らしは穏やかに過ぎていく。プールで泳ぎ、TVゲームではしゃぎ、一緒に食事をしながら他愛ない会話を交わす。 ジョニーは、クレオと過ごす日々の中で、いつのまにか忘れていた何かを取り戻しつつあった。しかし、クレオがキャンプに出発するまでの時間は少なくなっていく。(ウィキペディアより)

こういう作品は誰にでも刺さる映画ではないのですが、この映画がいいと思った人が他になにをいいと思っているのか気になります。教えてください。

彼女はそろそろ公開される「メアリーのすべて」というフランケンシュタインの作者の伝記映画でも主演を務めており楽しみです。そういえば立川シネマシティの若者料金がかなり安くなるらしいですね。


ウォールフラワー

エモ・ハイスクール映画。新時代の古典。ハリーポッターとファンタスティックビーストでそれぞれ有名なエマワトソンとエズラミラーが出てますね。

チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして“恋”―。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める―。

鍋パのあてにワイワイ観ようと借りてきたけど、エモが過ぎて一切口を開かずに見終わった思い出があります。


SIS&コレサワツーマン

ライブ。SHE IS SUMMERとゆう好きなアーティストと、コレサワとゆう友達の好きなアーティストの対バン。SHE IS SUMMERは去年知った歌手で、参戦するのは初めて。とてもかわいい!歌もどう考えても可愛い。

今年は彼女のライブに3回行った、どれもとても楽しかった。


もっといろいろあった気がするけど、病的に日記をつけるのを辞めたので、予定表に記載されていたイベントとその月観た映画のことしかわからない。外大とのダブルスクールはとても楽しかった。


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