見出し画像

採卵で、糸と大量の水事件 結末

結局、不妊治療クリニックで何か治療ができるはずもなく、再度ボー大病院に電話しました。

この頃には、ボー大病院にかなり腹が立っていました。

画像1

でもそれでも、結果的には、今すぐに診てくれないと言うのです。

しかも最初の頃は、また堂々巡り。「痛みとかはないんですよねぇ?なら大丈夫だと思いますけど」とか、「まだその症状が出たばかりなら、すぐに止まるんじゃ」とか。

確かに痛みはないけど、目に見えておかしな症状なのに。

もう、きりがないので、他の病院に行こうかとも思ったんですけど、結果、いつも言われるのは、手術をした病院に言った方がいいってセリフなんですよ。大きな手術をしたんだから、そりゃ、その通りです。

もう、オタククリニックとボー大病院のたらいまわしだけでも参ってるのに。

結局、言われた通りに一週間様子を見ましたが、やっぱり治まりませんでした。

画像2

やっぱりなんとか来院させまいとするナースさん、そんな攻防戦だけど、とにかくこっちが一番大変なのです。

本当に困っているんです!主治医の先生に変わってくれませんか?と言うと、やっとしぶしぶ、「先生は、忙しいので電話口には出られません。じゃあ仕方ないので予約入れますけど、入れられるのは2週間後になります。」との返事でした。しかも、その前にもう一度クリニックで診てもらってから来いという。

結局また、不安なまま更に2週間を過ごすこととなりました。

ただ、更に1週間が過ぎたくらいから、だんだんと水の量が少なくなり、ボー大の予約日前に再びオタククリニックで診てもらうと、水は止まっているとのことでした。

画像3

ひとまず、安心だけど、でもまた再開しないとも限りません。

でも、ナースさんからは、落ち着いたら必ずキャンセルしてくださいと言われていたので、どうせ定期検診があと一週間後にあるので入れた予約をキャンセルをして、定期健診の日に先生にあったことを全部話しました。

画像4

びっくりしたのは、先生には私のその大変だったこと全部が初耳だったようで、「それはその症状が起こっている時に来てもらわないと、治ってしまってからじゃ原因もわからなくなる」と言われたことです。

画像5

今でこそ、コロナが大変な時代で医療機関も大変ってのはわかるけど、この頃はコロナのコの字もなかった頃だし、あれは結構な症状だったと思うんだけど、なんであんなにかたくなにあのナースさんに拒否されたのか。

単に私が嫌われてたのか・・・いや、名前を聞いても顔もわからないナースさんだったけど。でもおかげで、あの大量の血混じりの水の原因は誰もわからず、これって病院側にも不利というか、実例のひとつにもならなくなってしまったんじゃなかと思うけど。(個人的には結構な恨みになってますけど)

結局、なんだったのか。

画像6

一時的に膀胱を傷つけたのかもっていうのが、先生の見解ではありました。

ただ、個人的には、円錐手術後のあの症状と本当によく似ていたなと思うんですけどね。

次のオタククリニックの受診日に、どうなったのか、なんて言っていたのか院長に聞かれたので、先生の見解を話すと・・・

画像7

とのことでした。

あの症状真っ只中でちゃんとボー大病院で診てもらって、すっきりしたかったです。が、結局原因はわからないまま終わりました。

(その後の更に追加話だけど、位置的に膀胱を傷つけないなんてことは、そっちの方が絶対ないらしい。充分起こり得るそうです。やっぱり不妊治療って、大変な治療ですよね・・・)

でも、いいこともありました。

実は、その原因の一つかもしれない糸なのですが、あれがとれたことによって、それまで時々あった出血は一切なくなり、内診時の痛みも楽になったのです。

よく歩いた日や、ジムなどで、ちょっと激しめに運動しても出血したりしていたので、それらがなくなって快適になりました。

ついでに、内診の時に、出血してしまったとか言われることもなくなりました。

画像8

その糸が悪さをしていたのか。

で、その糸って結局なんの部分の糸だったのか。すでに不要なものだったのに、溶けきらないだけだったのか、それとも今後必要なものだから溶けない糸で縫ってあったのか・・・

ただ、この先、無事に妊娠できた時に、その糸がなくなったことで、何かあるんじゃとちょっと心配です。

こんな私みたいなケースは、本当に稀だと思うけど、不妊治療でこんなことが起きた人間もいますよってことで。私の不妊治療史上では、結構な事件ではありました。


にほんブログ村ランキング

人気ブログランキング

参加中です。ワンクリックしてもらえると嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?