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推しぬい、作ってみたら

推しぬいを作ってみた。

そこにいたるまでの記録と、参考にしたものなどの話。

まず始めに、私の趣味はお裁縫だ。
そんな訳で手芸材料屋さんには、時々出かけるし、手芸の本などもよく本屋さんで見る。
そんな中で推しぬいというものを知る。好きなアニメのキャラクターだったり、アイドルをぬいぐるみにするらしい。

ぬいぐるみが好きかどうかで言うと、嫌いじゃない。可愛いし、でも、嵩張るし、置き場所にも困るし。
でも、趣味がお裁縫なだけに、推しぬいを作るというのには興味がある。でも、小さいの縫うのって難しいしなあ。
だから、興味はあるけど、作ることは無いかなあと思っていた。

しかし、何故か突然めぐり合わせはやってくる。コットンタイムの7月号。付録のカーブ定規が便利そうだなあと買ってみたら、推しぬいの作り方が載っている。
俄然、作ってみたい欲が出てくる。

でも、どんなのが作りたい?顔はどうしよう。刺繍の奴が可愛く見える。でも、刺繍は好きだけど、そんなに上手じゃない。やっぱり無理かなあ。それにデザイン。推しを上手く表現することなど、出来るのか。絵だってそんなに上手じゃないし。あきらめそうになりながらも、あきらめたくない気持ちもあった。

試しに考えてみよう。誰を作ろう。アニメの推しはいないので、やはり実在の人をモデルに作るしか。最初に浮かんだのは、キンキキッズ。
子供の時からのファンでアクスタも手に入れてしまった。でも、始めから2人作るのは難易度高い。どちらか一方だけ作るのは寂しい。
それになんだか、特徴があるようなないような、顔が整い過ぎてて、似せれる気がしなかった。
じゃあ誰をモデルに?次に浮かんだのが、サッカー選手。最近の趣味の一つで、近所のサッカーチームを応援している。その中の推し選手。沢山いるけど、推しぬいにするなら、この選手しかいない気がする。と思える選手が!

試しにデザイン画を描いてみよう!
似てないかもしれない。いや、たぶん似てない。特徴的な髪型の再現がまったくできていない。顔だってきっと似てるとは言われない。でも、可愛い。そう思えるデザイン画が出来た。

さらに幸運は続き、大好きなオカダヤという手芸材料のお店で、推しぬいの顔の刺繍のワークショップがあると言う。
ワークショップにも参加出来ることになった。
刺繍について、色々なことを教えてもらった。

これで、材料さえ揃えてしまえば、もう後戻りは出来ない。後は作るだけ!

そうして、コットンタイムの型紙を少し縮小し、作りあげることが出来ました。
出来はまあ、60点くらい?客観的には。
主観だと80点くらいつけたい出来の推しぬいが完成。

作ってみたら、びっくりするくらい、可愛い。お洋服も沢山作ってあげたくなるし、買ってあげても良いかもしれないとまで、思う始末。写真も沢山撮りたくなるし、バカみたいに気に入ってしまった。
もはや、推しのぬいぐるみではなく、ぬいぐるみが推しになってしまった。


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