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「ブラックロッド復刊日記」終了です

●「復刊日記」終了について

この有料マガジン「ブラックロッド復刊日記」
2022年9月から15ヶ月ほど続けさせていただいていましたが、
本日、2023年12月31日で終了いたします。

もともとこのマガジンは、
「古橋秀之デビュー作『ブラックロッド』復刊企画の販促用コンテンツ」
という位置づけの読み物であり、期間的には書籍『ブラックロッド[全]』完成の2023年5月までの限定……という予定だったのですが、具体的な「やめ時」を見極め損ねて、半年以上も長く続けてしまいました。

『ブラックロッド[全]』
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そして、おかげさまで復刊本も無事に発売し、日記のほうは現在の生活&仕事の状況だと「やっぱり、ずっと続けるのはたいへんだな」と思いまして、キリのいい年末で畳ませていただきます。

近況報告や日常の所感をまとめ、たくさんの人に読んでもらうというのは、ネット黎明期のWEB日記を思い出す、懐かしくも楽しい体験でした。ありがとうございました!

(今後、別企画に合わせてまた「期間限定日記」を始めたりはするかもです。次はだらだら続けないで、ちゃんと「販促キャンペーン」にしよう……)


●有料マガジンの今後の扱い

今お読みの、このご挨拶を最後の記事とし、配信停止の手続きをいたします(来月末停止になります)。

購読者さまは自動的に「購読停止」扱いとなるかと思いますが、その後も過去の記事の閲覧は可能なようです。
過去の記事はそのまま置いておいて、読み逃した分などを読めるようにしておきますが、半年~1年くらい後に撤去するかもです。

なお、有料マガジン=「復刊日記」以外の部分、
フルハシの各種連絡の場としての「古橋秀之noteアカウント」本体と、
『ブラックロッド』復刊企画公式(無料)マガジン「ブラックロッド2023」
については、今後どういう形に整備していくかはまだ未定です。追い追い調整していきます。


●おまけ:この日記の概要

特に意味はないですが、大ざっぱなまとめを記述しておきます。
(まとめるの好きなので)

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「ブラックロッド復刊日記」は、
2022年9月下旬~2023年12月末日の期間に、
概ね週1回、数項目ずつ更新されました。

内容は主に「ブラックロッド復刊企画」を始めとする仕事の経過報告、生活雑感、時事ネタの所感など。
また、twitter(X)の自分のツイートを転載しながら、反応の確認や反省などをしていました。「ネットや世間との付き合い方、自意識とのすり合わせ」は常に悩ましいテーマでした。

この時期のフルハシの主な活動は、
#「デビュー作『ブラックロッド』復刊企画」
#「TVアニメ『AYAKA』放映、周辺作業」
#「マンガ『オクトパスガール』連載開始」
それぞれに伴う作業やイベント。

私生活としては、
生活環境に大きな変化はないですが、上記の復刊企画でがんばりすぎたのと、マンガの新連載のウケがひどく悪かったのがきっかけで、半年ほど鬱状態になりました(体重がかなり減りました)。
年末になって、ようやく快復してきたかな、どうかな……といったところです。

それと、個人的に大きいイベントとして、小笠原と出雲大社に旅行に行きました。これらは今年頭くらいの、精神的にノリノリだった時期に「いろいろ体験しなきゃ!」と勇んで計画したものの、今年下半期の精神的に低調になってきたころに実行することになったもので、スケジュールとかいろいろキツかったです。
……が、それでもこれらは、普段の自分なら踏み出さない、このタイミングでなければ実現しなかった冒険だったと思います。いい経験になりました。

世の中の動向としては、
コロナ禍4年目、ウクライナ危機2年目。どちらも解決を見ないまま日常化。
2022年夏から話題になり始めたAI作画・AI作文が、急速に進化しながら、各方面に波紋を広げる。
twitterがXになって大騒動。
その他、世の中の閉塞感、ギスギスしたヘイトの応酬が加速していると感じます……。


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……そんな時期の15ヶ月間の、あるモノカキの仕事と生活の記録、なのでした。
この場はもう畳むわけですが、いつか自分で手元のログを読み返して「ウクライナのころか~」とか、「この時期、いろいろキツかったなあ……」とか、あるいは逆に「思えば、まだまだマシな時代だったよな……」などと、感慨にふけるかもしれません。

そんな節目の時を経て、よくも悪くも人生は続きます。
ではでは、みなさんお元気で!


(2023/12/31)


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■ 『ブラックロッド』2023年復刊 ■
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著者・古橋秀之による、幻の怪ラノベ『ブラックロッド』の復刊作業などについてのやや私的な日記。 公式情報については「ブラックロッド2023」をご参照ください。

公式マガジン「ブラックロッド2023」の副読本というか、 プライベート寄りのマガジンです。 著者・古橋秀之に興味ある方はどうぞ。 怪ラノ…