Clip! ボランティアが教えてくれること

 今日のボランティアが、明日の世界をどれくらい変えるのか。それはわかりません。しかし、自信を持って言えるのは、ボランティアに費やした100時間は、確実にあなたを変えたということです。人のために何かをしたいという欲求は、現実社会に貢献する際のもっとも重要な動機のひとつです。ビル・ゲイツやアンジェリーナ・ジョリーといった皆さんにとってのヒーローといえる成功者たちにボランティア精神が欠けた例はありません。正しい行いは、一生にわたって、皆さんの成功の一部になるのです。 〜ダミアン高校卒業生に送る言葉〜

尊敬する斉藤ウィリアム浩幸さんの言葉が、最近日経カレッジに掲載されていた。
http://college.nikkei.co.jp/article/63604712.html

実は先日取材で訪れたPioneers Asiaで、斎藤さんご本人に会う機会に恵まれ、舞い上がった私は「大ファンです」くらいしか話せず、非常に恥ずかしい思いをしたばかり。ですが、彼がこれまで書いている本や、取材された記事を読む限り、日米のギャップを熟知し、日本が、日本人が世界と対等にやりあっていくために必要なノウハウを一生懸命伝授してくれているように思う。彼はあくまでも「アメリカ人」であるのだが、上手に外から見た日本を日本人にダイレクトに伝えてくれているように思うのだ。

もちろんPioneersでの彼のパネリストとしてのコメントも非常に納得のいくもので、共感できるものだった。

この「日経カレッジ」に掲載された、彼のスピーチ翻訳の中で、特にこの(中)の内容に私はハッとさせられた。高校生だけでなく、私たち社会人にとっても非常にためになるスピーチだ。

彼は、こんな言葉も引用もしている。

アインシュタインは「一度も失敗したことがない人間は、これまで何も新しいことに挑戦したことがない人間である」と言いました。

私は新しいことが大好きなタイプなので、もちろん失敗はしまくり。しかしおかげで成功も、経験も歳を追うごとに豊富になり、人生楽しいなぁと思えることが多いと最近気がついたばかり。

斎藤さんが言うように、コンピュターやAIを搭載したロボットが台頭してくる時代はもう目の前。(この間Pioneersで取材して、それがリアルに感じられた!)

自分しかできないことの追求を、40代を迎える自分と、そして未来を生き抜いていかなくてはいけない子どもたちに求めなくては!そのために斎藤さんの言葉を時々読み返したいと思たのだった。

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