Clip!待機児童問題の末路は?

問題は深刻なのに10年経っても「保育所事業」へ株式会社の参入が進まない理由
全国ワーストなのに株式会社を排除する世田谷
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35976

3年前の記事だが、状況は依然変わらないこの問題。この待機児童問題、ここで登場する数字はあくまでも申請して実際に落選した人の数であって、私のように最初から落選するに決まっているので申請してすることも諦めた人を合わせたら多分倍いや3倍とかの数字が弾き出されるのではないか。

「教育は秋田に学べ」と言われるほど子供の学力が高い秋田県。 意外なことに、塾に通う子供の率は低い。 学力には塾以外の要素(家庭環境・地域の環境)が大きく影響することがわかる。

米国で長年子育てしてきた日本人の先輩が、「私は家庭と学校とコミュニティが一丸となって子どもの成長を見守るこちらのやり方が好き」と言っていたのをいつも思い出す。

最近突如地元のあるエリアに「保育園の設立反対。住環境の破壊につながる!」と書かれた醜い黄色いバナーを掲げた家々が10軒くらい登場するした。はっきり言って残念としか言いようがない。その地域には以前から小さな公園があって、子どもたちが集まることは今も昔も変わらない。土地的に考えても、保育園ができると言っても数百人収容するほどの大きな施設になるわけでもなく、ましてや庭付きになるかは不明だしいったいどうやって住環境が破壊されるのだろう。極論すぎるのではないか。

しかし結局はバナーを掲げてこの考えを支持する家族が十数軒軒を連ねているわけで、彼らは「そーだそlだ」と納得しているというのだから、日本(というか東京)にはコミュニティが子育てをするという考え方はもう存在するしないのかと思うと残念で仕方がない。


*よろしければサポートお願いいたします* ご支援を糧に、日本と海外に橋となるような情報発信に励みます!