Clip! 日本の未来は大丈夫?

東芝、中国・美的に白物家電売却へ アジアで再編加速:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ14I7B_U6A310C1MM8000/

最近テレビ東京の「ガイアの夜明け」にハマっている。ちゃんと録画して見ているのだが、先日家電メーカーの「AQUA」を取り上げていた。

元三洋電機に白物家電が、中国のメーカーに買われた結果できた事業部。社長も社員も日本人だが、やはり「中国の企業」であることに変わりない。

「家電業界において新参者だからこそ、革命を起こせる。閉塞感のある家電業界で既成概念にとらわれないモノ作りをしよう」http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20160308.html

これは現在AQUAの社長である伊藤氏の言葉。一方で、技術者のトップが三洋電機時代の名刺を大切に保管していた映像が目に焼き付いている。この「過去にとらわれる日本企業(日本人)の姿」は、恐らくAQUAに限らず、多くの日本企業に今見られる姿なのではないか。

スピード、グローバリゼーションは進んでいくが、そのスピードと壁のない世界が身近に感じられる人とそうでない人の差はドンドンと進む。

技術流出はもうどうにも止められないのか。夫は「日本の政府はこうゆう事態をどう捉えているのか。これでいいと思っているのか」と言っていた。台湾はその昔、中国企業に技術を伝授した。下請け工場として、工場や工員を使ったと思っていたかもしれないが、今では中国企業に取って代わられ苦戦を強いられている。

日本も同様だ。かつて世界を驚かせるような新たな技術を生み出していた日本。これからも生み出していけるのか。

出て行くなら、新たに生み出せばよい。さぁ、次世代日本から新しい技術は生まれていくか。

今母として出来ることは何だろう。それは自分の子どもたちが柔軟な頭で、色々なことに挑戦できる環境を与えてあげること。未来の日本(我が家の場合は台湾も)を背負う人になるかもしれない、と思うと気合いが入る。

*よろしければサポートお願いいたします* ご支援を糧に、日本と海外に橋となるような情報発信に励みます!