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なぜリバーサルオーケストラに心掴まれるのか~リバオケが愛される理由~

日本テレビ系水曜22時ドラマ『リバーサルオーケストラ』が面白い。

視聴率こそ他のドラマと比較して抜きん出てるわけではないものの、その数字以上に愛されている。と、勝手に思っている。

なんというか、好感度が高い。

僕はスタッフさんばりにエゴサをしているが、
全くといっていいほど"リバオケ"に対して否定的なツイートを見たことがない。

自分好みの作品であっても、やはり普通は賛否両論存在するもので、どうしたってネガティブなコメントを残す人は一定数いる。

これは僕の肌感になるが、『リバーサルオーケストラ』にはそれが全然見当たらない。

ポジティブなコメントばかり見受けられるのだ。

視聴率も高水準とはいわないまでも安定している。敵を作りづらい、非常に優等生的な作品だ。一度でも視聴してもらえれば、しっかり繋ぎとめるだけの力がある。

僕が個人的に門脇麦の大ファンであることを抜きにしても、贔屓目なしに、かなり良質なドラマとして熱心なファンを獲得してると思う。
田中圭の人気が後押ししてるのも言わずもがなだ。

なぜリバーサルオーケストラに心掴まれるのか。

自分の備忘録も兼ねて、ここにあらためてその魅力を整理して書き連ねたい。

<あらすじ>
谷岡初音は、元天才バイオリニストであったが、とある出来事をキッカケに10年前に演奏活動を止め、正体を隠して西さいたま市の職員として勤務していた。
しかし、市長が地元オーケストラの「児玉交響楽団」(通称:玉響)で新ホールのこけら落とし公演を満員にすると口走ってしまったことから、コンマスを任されることになる。
さらに市長の息子である指揮者の朝陽と出逢い…

心掴まれる理由その①
ありそうでなかった王道的な大人の青春群像劇


近年のドラマは視聴者も目が肥えているからか、伏線回収が当たり前のような緻密な脚本が期待される傾向にある。

昔はもっと量産されていたはずの純粋なラブストーリーは消え、ラブストーリーではあっても、そこにも謎を散りばめたラブサスペンス的な仕上がりが増えた。

そのほうが最後まで視聴者を引っ張りやすいのだろう。

SNSでも考察が盛り上がる。
そう、いわゆる考察系ドラマが増えた。

黒幕とか裏切りとかみんな大好きじゃん。

大コケしづらい刑事・医療モノは前提として、考察要素の強いドラマでないとウケづらい時代になっている。

野木亜紀子(『逃げるは恥だが役には立つ』『MIU404』)や坂元裕二(『カルテット』『初恋の悪魔』)といった緻密かつ先鋭的で、胸を揺さぶるセリフもふんだんに飛び出す魔法のようなドラマは理想的だけれど、あのレベルが別格なだけであって、多くの作品はおそらく期待されたほどの視聴率も視聴熱も取り込めていない。

王道からあえて外したような、変化球を気取ったドラマも以前より増えた気がする。

ただでさえテレビ離れなんていわれているのに、コメディにしろサスペンスにしろ、誰もが多様な価値観と切り口に触れているネット&サブスク全盛の時代を生きる人たちは、薄っぺらい作品はすぐに見限ってしまう。

つまらない作品に対してNOを突き付けるタイミングはきっと早くなっている。
評判もネットで簡単に情報が入ってくるし、少しでも必要ないと判断されたらその時間はYouTubeや TikTokにまわされる。当たりさえすれば拡散性や速報性も以前よりあるけど。

王道的で見やすい完成度の高いドラマ。
あるいは斬新で共有や考察のしがいのあるドラマ。

いずれかの要素のない中途半端な作品は記憶にも記録にも薄いまま淘汰されてしまう。Twitterの実況ツイートも、主演アイドルのファンしか呟いてないじゃん!みたいな現象。

もちろん、わかりやすければいいでもなく、複雑であれば良質というわけでもない。
どちらかに舵は切りつつも、飽きさせない工夫が丁寧に組み込まれていないと、視聴者はついてこない。
たとえば『半沢直樹』は普段ドラマなど見ない人が急に見始めても楽しめるしわかりやすい。
『初恋の悪魔』であれば、片手間で見てもあの深い魅力を網羅しきれない。
でもどちらのドラマも面白い。

音楽を通した大人の青春

リバーサルオーケストラは王道的なドラマだ。

その王道から逃げない、まっすぐな潔さがある。
1話からすぐにコレがどんなドラマであるか分かりやすく想像させた。登場人物たちの個性を程よく示し、今後を期待させ、テンポも良かった。クラシックの劇伴も素敵で、耳でも楽しませる。

既視感とか、古典的とか、そういった言葉に負けない強度を持っているのだ。

天才の挫折と復活、恋と信頼の間を揺れるようなバディ要素も軸にありながら、下地にあるのは群像劇だ。それも音楽を通した大人の青春。

若者の青春群像劇は00年代に比べてグッと減った印象がある。
もはやシンクロをする男子も元ヤンキーの教師とぶつかる不良も出てこなくなった。

学園モノも減り、最後に世間的にもインパクトを残した学園ドラマは菅田将暉主演の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』辺りだろう。

いずれにしても群像劇も青春も、基本的には若者のモノなのに、リバオケは大人の青春を見せている。それも丁寧に。

それぞれに明確な役割や見せ場があり、立場や関係性がある。担当楽器をふまえた個性や棲み分けも良い。ちょっとした掛け合いまで楽しめる。

主人公の初音(門脇麦)が過去の栄光と挫折に葛藤しながらも前を向いていく本筋に加え、楽団のメンバーひとりひとりが抱える問題も1話ごと取り上げられる。

その解決のされ方も、決して初音や朝陽(田中圭)の活躍に偏っているわけではなく、玉響メンバーがみんな良い味を出している。おじさんもおばさんも全員かっこいいのだ。

逆境を1話ごと、あるいは1人ずつ乗り越えながらチームとしてまとまっていく。それってすごく王道のはずなのに、個々のキャラクターにたっぷりと人間味を与えて魅力的にしているから、陳腐に映らない。

むしろどんどん玉響のことが好きになる。朝ドラとかでやってほしいぐらい大衆的にも愛されると思う。とにかく丁寧で愛に満ちた人物描写はこのドラマを大きく支えている。

その証拠に、放送開始当初はハッシュタグを「リハーサルオーケストラ」と誤って表記している人がかなり散見されたが、今はもうほぼ見なくなった。
また、かつての名作『のだめカンタービレ』と比較する声も次第に消えていった。

これらはリバオケが着実に独自の市民権を得たことを証明する要素だと思う。

心掴まれる理由その②
個性あふれる玉響メンバー


リバオケの好感度の高さに王道的な潔さがあると書いた。同時に触れた、丁寧で愛に満ちた登場人物たちもこのドラマ最大の魅力である。

主演の門脇麦はインタビューで「敵は出てくるけれど、すごく悪い人じゃない」と作品について語っていたが、玉響の邪魔ないし敵対する連中はたしかに出てくる。とはいえ、その存在感は絶妙なラインだ。

胸クソ悪くなるほどじゃないし、かといって印象が薄いわけでもない。ちょうどいい塩梅。
豚汁で誘惑するとか、バスの行き先を間違えるとか、邪魔の仕方も滑稽で、作品の雰囲気に合っている。

主演の門脇麦は抜群だ。


何を隠そう、僕は門脇麦という役者を敬愛している。

このドラマでおそらく本人以上にエゴサをかけているが、おおむね好評である。
麦ちゃんが褒められていたりファンを増やしたりしているリアルタイムの動きが見て取れるのは、自分のことのようにうれしい。たぶん門脇家の家族とユマニテ(所属事務所)の次ぐらいに喜んでいる。

どうしても彼女は演じてきた役柄のイメージから「おとなしい」「寡黙な演技派」といったイメージを持たれやすい。

ただ、すでにリバオケのSNSを見ている人は分かるように、素の本人は(といってもこれも主観だが)かなり明るくサバサバしたひとだ。

とても快活にしゃべるし、陽な趣味も多数持つ。その辺は僕が書いた別のnoteを読んでほしいが、
これまでのパブリックイメージとは異なる初音という女性を魅力的に演じ、それが多くの人に愛されているのは、ファンとしても最高だ。

ちなみにドラマの設定で初音は極度の方向音痴というのがあったけれど、これは門脇麦本人から持ってきた設定だと予想する。
彼女自身がメディアで何度も公言してるぐらい本当に方向音痴らしい(しっかりしてそうなのに…)

初音はジブリのヒロインっぽいというか、少女漫画の主人公というか、純粋で穢れがない天真爛漫さがある。演じ方を一歩間違えると「うざい」「あざとい」「薄っぺらい」になりかねない。

それをそう見せず、初音は心から音楽を愛し、人のために動き、すべて自然体なんだと説得力を持たせられているのは、彼女の役者としての力量だろう。当然、脚本も演出も素晴らしい。

サイコパスやミステリアス、優柔不断でナイーブ。そんなキャラクターを過去演じてきた門脇麦が、陽のキャラクターをお茶の間に見せつけたのは、今後の役者人生にも幅を持たせられたはず。

同時に、過去のトラウマに苛まれる際の表情なんかは弱さや脆さが如実に出ていてさすがだった。

ヴァイオリンの演奏シーンも相当練習したようで、音はプロが当ててるにせよ、違和感のないほど自然な弾き方をしていると、プロの方々も褒めているコメントを複数見かけた。

田中圭も満点。


共演者が彼で良かったと、門脇麦のファン目線からすると心から思えるひと。

なんせまず人柄が良いし、番宣でのバラエティ力が高いし、メインにいても共演者を立たせる芝居もできる利他的な俳優だから。

人によってはイケメン指揮者役といえば玉木宏の残像がよぎる人もいただろうに、常葉朝陽というキャラクターを見事に成立させた。

朝陽は冷血漢で鉄仮面(by初音)である反面、ただ単純にクールなドSキャラではない。いわゆる少女漫画チックではない。見た目以上に難しい役柄だと思う。

内に秘めた情熱も思いやりもあるし、良い演奏ができたら必ず笑顔を見せる。

たとえば初音に対して蒼くん(坂東龍汰)は好きなあまり「心配」が先行する一方で、朝陽は「信頼」が先行する。信頼してるからこその言動が、放任だったり詰問だったりする。

不器用だけど、初音に負けないぐらい音楽にも人間にも愛がある。

指揮者を務めるだけあって視野が広く、かなり俯瞰的にオケの皆を観察しており、根回しもうまい。打算でなく、愛と信頼で動く人であることを田中圭は巧みに演じている。

ちなみに門脇麦×田中圭といえば直近でいえば映画『あなたの番です 劇場版』が記憶に新しいが、過去には『第二楽章』(2013)というNHKのドラマで共演している。

奇しくもそこで門脇麦はヴァイオリンを習う高校生を演じていた。

主演2人以外も達者な役者さんが勢ぞろい。

脇まで実力と個性を持った役者さんを抜かりなく配置しているのも、このドラマに好感を持てるポイントだ。

初音の妹・奏奈役の恒松祐里の存在は、作品全体の明度を押し上げている。
特に第1話の姉妹喧嘩のシーンはとてもリアルで、ハイライトのひとつ。リアルタイムでもあの場面に引き込まれて視聴継続まで持っていかれた人は多かったように思う。

公式より

坂東龍汰は、これまで出演作をちゃんと見たことがなかったものの、一気に覚えてしまった。当初はクールで不愛想な二枚目キャラかと思いきや、今やすっかり初音にメロメロなただの好青年で笑った。公式SNSでの麦ちゃんと掛け合いは抜群に微笑ましい。

そのフルートの音色によって一番初めに初音を振り向かせ、玉響に引き込む原動力になった蒼くんの貢献度は大きい。

他にも玲緒さん、土井さん、みどりさん、穂刈さん、弓香さん、ヨーゼフ、小野田さんと、あえて役名にしたが挙げればキリがない。
性別も年齢も関係なく集結し、全員がどこかマイペースなのにそれぞれに対して敬意を持ち、なんやかんやと仲間想いな姿勢に心打たれる。

個人的には途中加入した藤谷さんが大好き。
渋川清彦を起用した制作陣には拍手喝采。
渋川さんはドラマーのイメージがあったからティンパニー役はぴったり。朝陽や初音も一目置く大人メンバーの一人として見ていて頼もしい。

同じ感想の人が多かったのか、藤谷さんはTwitter実況を見ていても人気がある。

渋川さんを直近最後に見たのが『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』という映画で、小松菜奈にとても酷いことをするクソ野郎(!)の役柄だったので、今回の藤谷さんとのギャップには新鮮に驚く。

相武紗季、加藤雅也という名の知れた役者さんが後から出てくる展開も熱い。渋川さんの起用も最初はシークレットだったしね。

原日出子、奥貫薫などのベテラン女優さんも本当に美しく品があって世界観に映える。

朝陽の父でもある市長を演じる生瀬勝久と、皆を支える小野田さんこと岡部たかし、対立側の本宮を演じる津田健次郎など、いわゆる"イケオジ"が多く出演してるのも見どころかもしれない。

初音の幼なじみながら、過去の出来事をきっかけに疎遠となっていた三島彰一郎役は永山絢斗と、これまた豪華なキャスティング。
初音の才能にコンプレックスを抱き、音楽への向き合い方にも納得のいってなかった"彰ちゃん"は、初音にあたりの強い厭味のある役柄だったものの、第7話では雪解け。

麦ちゃんがインタビューで言ってたように、「本当に悪い人は出てこない」が改めて腑に落ちた。

永山絢斗は器用な天才も泥臭い熱血漢も、どちらも似合う稀有な俳優である。

今回は初音との対比では"銀メダリスト"といった役柄だったが、僕の大好きなドラマのひとつ『重版出来!』(2016)では、いわゆる天才肌の漫画家を演じており、見事なまでに天才にしか見えなかった。

公式より


心掴まれる理由その③
圧巻のオケシーン

なんといっても音楽のパワーだろう。
毎回必ずある演奏シーンは圧巻で、最大の見どころとなっている。

各話最後のほうにオケシーンはあるため、それまでの物語や展開が曲や奏者の表情にも反映され、ドラマチックな繋がりを見せる。

僕は恥ずかしながらドラマを観る前はコンマスという言葉すら知らなかった。けれどクラシックは誰しもに馴染みがあるもので、不思議とすごく身近に、ギャップも感じず引き込まれる。

毎回テーマとなるクラシックはなんだろうと楽しみにさせられる。『威風堂々』とか最高だったな。

もはやある種の芸術鑑賞。ある種のドキュメンタリー。そんな要素も備えたドラマだ。

かつて『表参道高校合唱部』(2015)という芳根京子主演の秀逸な合唱部の青春ドラマがあった。あれを彷彿とさせるピュアに、そして真摯に、音楽に寄り添った作品である。

Tverでは演奏シーンの特別編集版を配信するなどオーケストラドラマならではの手法も斬新。
Twitterやインスタでは、メイキングや視聴者が盛り上がった場面の切り抜きシーンをアップしてくれており、スタッフさんのSNS活用方法も相当うまい。絶対これは小野田さんじゃない!(ドラマ参照)

すごいのは神奈川フィルと共演したコンサートまで横浜で開催していたこと。素晴らしい連動性だと思う。
田中圭や門脇麦も駆け付けていたので、観に行けたひとが羨ましい。

ちなみに僕もこれを機にオーケストラに関する本を読んだ。生で聴く機会を得る前に基礎知識が欲しかったから。

なかでも齋藤真知亜さんの以下の書籍は非常に読みやすく、職業人としての側面も本音たっぷりに書いてくれておりおすすめ。

・指揮者のオーダーが自分の考えと違ったら?
基本的にオケマンが意見を言うことはない。オーダーに応えるのがプロの仕事

・コンマスとは?
指揮者とオケを繋ぐホスト兼中間管理職。第一ヴァイオリンの主旋律を弾くことが多く、チューニングの合図を出したり演奏後に指揮者をねぎらう握手をしたりするオケの「顔」

・オーケストラにとっていい指揮者とは?
コンセプトが明確で、迷わず安心して演奏できるのがいい指揮者。それは会って5分で分かる。曲の解釈にすぐれ、くせ者揃いのオケを一瞬でまとめることができる

上記はほんの一例だが、リバオケのメンバーの顔を思い浮かべながら読み進めることができて楽しい。

ちなみに齋藤真知亜さんはN響のヴァイオリニストを務めた人。経歴なども読んでいくと面白い。

ちなみに音楽を聴く際はどんな演奏をしているか確かめて分析してしまうそうで、リラックスできないという。

「ベートーヴェンを敬愛するヴァイオリニストがその曲を聴いて心安らぐことはできない」

「モーツァルトを聴いて心を落ち着かせるというリラックス方法は、ヴァイオリニストにはありえない」

とも書かれていた。

先日たまたま観た『関ジャム』の坂本龍一特集にて、坂本龍一さんが同じように「リラックス方法は音楽以外」と言い切っていたのも思い出した。
※このときの関ジャムには、リバーサルオーケストラのサウンドトラックを担当するピアニストの清塚信也さんも出演されていました

最終回まで応援したい


このドラマの魅力を勝手に書き連ねてみたものの、もっと専門的に語れるひとは他にいると思う。

それでも、こんなふうに老若男女問わず誰に見せても恥ずかしくないような丁寧でまっすぐなドラマが今の時代でも楽しめるのは幸福だ。

いいドラマは脇の役者さんまで満遍なく輝く。メイン以外の人たちまでちゃんと役名を覚えられ、役名で呼ばれて愛される。役の登場人物たちに会いたくなる。いつまでも見たくなるし、その世界線が存在していてほしいと心から願ってしまう。

リバーサルオーケストラはそういうドラマだ。

オーケストラも生で見てみたくなった。

おそらく生で浴びるのが一番早いだろう。

僕もライブハウスや小劇場にはさんざん通ってバンドのライブや演劇には数え切れないほど触れてきた。それなのにクラシックコンサートの経験はいまだない。

はじめて舞台で門脇麦のお芝居を生で観たとき(『ストリッパー物語』)、田中圭を生で観たとき(『鎌塚氏、すくい上げる』)もとても感動した。
目の前で繰り広げられている緊張感と一体感は特別なもので、あの空間でしか共有できない感動や経験は確実にある。

なんにでも一歩踏み出す勇気は必要だ。
ドラマを見てそう思った人も多いだろう。

朝陽もきっとこういうだろう。

「僕たちはオーケストラです」

それはきっと「大丈夫、ひとりじゃない」ってこと。

最終回までこのドラマを応援し、見届けたい。


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https://www.ntv.co.jp/reveorche/

※6話視聴時点で執筆
※7話視聴時点で加筆修正

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