フェイフェイが教えてくれない香港本:その8・ハンコの文化史 古代ギリシャから現代日本まで 

久しぶりに本で香港に出会えたよ!
この本は東西のハンコに注目して、ハンコの起源から古代中国や日本に伝わるまでの歴史を紹介してくれたり、いまだに謎が多い糸印のルーツについて推理している本だよ。
古代中国は出てくるし、ハンコ文化自体めちゃくちゃ面白くて興味のある&読み応えのある内容だったけど香港要素はないよ。
パリーグ首位のロッテとオールスターファン投票打撃部門くらい関係ないよ!(久しぶりの千葉ロッテマリーンズノルマ達成)

じゃあなんでこのノートで取り上げるかというと、この本の著者である新関欽哉氏は外交官で香港総領事を務めていたんだよ!!

wikipediaに記事もある!
https://ja.wikipedia.org/wiki/新関欽哉
杉浦千畝と同僚! たまげた!

最初は気づかずに読んでたから、文中で「香港で領事をすることになって~」とかいきなり言い出したから仰天したなあ。
そこで慌ててネットで調べてその経歴を知った次第です。

しかも馮康侯先生に書道や篆刻を学んだとか言ってる!!
篆刻ってのはハンコづくりのことで、馮康侯といったら香港・九龍に住んでいた著名な書道家・篆刻家なんですよ。
詳しくは百度で!

あとがきで香港総領事時代、はんこは総領事の二号さんと呼ばれたことがある、との記述もある。
二号、つまり愛人ですね。そんなに好きだったんだな。
元は書道に夢中で、作品に擦る印を探しているうちにはんこの魅力に取りつかれたそうな。
何がきっかけでひとつの物事に深くのめり込むようになるかわからないものですね。
私の場合はフェイフェイですが……
そんなフェイフェイですが、今朝我が家にも届きました!
ポプマス衣装のフェイフェイステッカー!

ゲーム中で見たかったな、ポプマスのやお……
そんな感傷はともかく、このふわふわもちもちのさんねこさんフェイフェイを生み出してくれてありがとうと記しておきます。
ありがとうございます!

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