フェイフェイが教えてくれない香港本:その4・香港を知るための60章

ついにしっかりとした本を借りてしまった。
どうしても政治、特に一国二制度がついてまわるんだよね。香港の本……。
そこらへんは意図的に触れないでおいて、知見をピックアップしていくぞ。

知見その1:普通選挙のほかに職能選挙という、限られた人のみが投票できる選挙もあるんだ。はえー。
なのでどうやっても親中派の議員が勝つというか、出馬する立候補者が全員親中派――
 ヾ(o´ヮ`)ノ おいカメラ止めろ
(´ω`) すいませんもう触れません

章の合間にあるコラムも面白い。
丁蟹効果という、金融ドラマの主人公『丁蟹』役の俳優がTVに出ると香港株式市場が落ち込むという都市伝説紹介。

日本でいう松岡修造がいると晴れるみたいなやつだ。

あとは第二次世界大戦中、日本が香港を3年8か月支配していたこと(ブラッククリスマス)は覚えておかないといけないと感じた。
3年半で香港の人口が150万から60万まで減る統治……今は関係が良いように見えても、忘れてはいけない悲しい歴史も存在するね……覚えたよ。

次に気になったコラム。
香港は女性の方が人口がかなり多いが、女余りにはならずお姫様気質、男が尽くすというコラムというもの。
どうも女性が少なかった過去やレディーファーストの精神が現在にも残っているらしい。ほんまか? 自分はそんな精神ないけど尽くしたいぞ。

ネクスト。広東語は音声言語(喋ったり聞いたりするだけ)と思っていたけど、書記言語化しているというのも発見だった。
香港語と呼ばれる外字もあるんだね。てっきり読み書きは普通語なのかと思ってたよ。

香港の競馬界はよく寄付をするので、競馬ですることを「慈善事業に貢献してしまった」と表現するのも使えそうだと感じた。
競馬の売上金が良い事に使われるなら、すってもそんなに悪い気分にならないからいいねえ。

本格的で読むのに時間が掛かったけど、それだけの価値がある内容だった!
もっともっと、色んな香港の事を知りたくなったぞ……香港を知る為には中国も知らなくちゃいけないなとも、改めて感じた。
次はどんな香港本借りようかなあ。
香港の競馬についても知りたいんだよなあ。でもどう探したらいいのか……海外について書かれた本を探すより、競馬の本の香港欄を探した方がいいのかもしれないな。
あとは風水の本も読みたい!
龍脈とか気の流れ的なやつ。
明日は本返すついでに、そこらへん探してみようっと。

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