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店長の書評

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サブタイトルは、お料理と教養です。お料理やお料理道具に関する本の書評となります。お料理上手は幸せ上手の視点で綴っています。
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記事一覧

店長の書評 バーミックスのある暮らし

料理道具が与えてくれた出会いいつか自分の娘に会わせたいと思う女性の一人が井手櫻子さんです…

店長の書評 病気にならない食と暮らし

2018年は明治維新から数えて150年にあたる年となります。 それは、一貫して近代化を推進してき…

店長の書評 考えない台所

毎日の台所仕事を楽しむ「考えない台所」というタイトルに魅かれましたが、正確には、事前によ…

店長の書評 食に生きて 私が大切に思うこと

食を通じて育まれる責任と愛「春がまた来るたび、ひとつ年を重ね、目に映る景色も少しずつ変わ…

店長の書評 幸田文 台所帖

台所が、教室だった「幸田文 台所帖」(幸田文著・青木玉編 平凡社)に「台所」というタイト…

店長の書評 一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよい家庭料理著者の土井善晴さんは、料理研究家の父・勝さんと家庭料理を作られたお…

店長の書評 もうレシピ本はいらない

自由の扉を開く料理著者の稲垣えみ子さんは、元朝日新聞の記者で、アフロ頭の写真入りで 論説などを書いていたことを記憶しています。 その稲垣さんが、新聞社を退社されて、「夫なし、子なし、冷蔵庫なし。 仕事したりしなかったりの、フリーランスの日々を送る。」 その新たな生活を通じて、幸せと言いますか自由を見出して、 「人生を救う最強の食卓」のサブタイルのもとに、この著書を上梓いたしました。 「私に自由をもたらしたのは、お金でもなく、資産でもなく、特別な才能でもない。『料理』だったんで

店長の書評 いのちを愛しむ、人生キッチン

自分で考えて自分で選ぶ料理2017年に一番よく売れた本は、佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでた…