マガジンのカバー画像

明日の商人

22
売り手である商人が基軸となって、売り手、使い手、作り手の三者がともに潤い、さらに世間一般も潤う明日の商売を模索して参ります。
運営しているクリエイター

記事一覧

鎌倉旅日記 自分たちの街をつくる

街づくりの盟友であった市議会議員の二村真一君が先月逝去されました。 彼は一議員として「次…

明日の商人 新時代の決済方法 あと払い(PayID)

この10月より、長年お世話になったヤマト運輸のシステムがサービス終了となり、 BASEと提携す…

明日の商人 エシカル消費を牽引する小売店

エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動の…

明日の商人 送料無料を考える

地球温暖化のためにできること、 エシカル消費について考えてきました。 ここで改めて考えたい…

明日の商人 地球温暖化のために小売店ができること

日本各地で猛暑日が連日続きます。かたや、豪雨による土砂災害・水害が頻発。 これら地球温暖…

明日の商人 味の素の餃子フライパン騒動に想う

味の素の冷凍餃子がフライパンにこびりつくとのことで、同社がフライパンを回収して対応する騒…

明日の商人 ブランドとは何か

私がブランドという言葉を聞いた時に、まず思か浮べるのは、ルイ・ヴィトンです。 そのルイ・ヴィトンジャパンを率いていた秦郷次郎(はたきょうじろう)さんの著書 「私的ブランド論」(日本経済新聞社)を今日読み返しています。 初版は2002年ですが、デフレ脱却の本質的な指針が秘められているように思うからです。 まず、価格競争について、秦さんは語ります。 「価格競争というのは、会社のなかの資源―たとえばビジネスにおけるクリエイティビティーを 浪費する戦いだと思います。たとえば、製品

明日の商人 消費者偏重の考察

消費者と小売業者との関係、買う人と売る人との関係は健全だろうか。 「お客様は神様です」と言…

明日の商人 弔うとは何か

2020年9月6日に、上智大学名誉教授でカトリック司祭の アルフォンス・デーケン先生がご逝去さ…

明日の商人 新潟旅日記

工房アイザワさんの呼びかけで、 新潟の燕三条に行って参りました。 その名も、会座和(あいざ…

明日の商人 アウトレットとは何か

本日、千葉県木更津市にアウトレットがオープン。 アウトレット(outlet)とは、不思議な言葉…

明日の商人 商品を伝える

「D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる『伝える店』の作り方」(美術出版社)を読んで、ある光景…

明日の商人 まちなかを歩こう

豊橋駅前にある、わが広小路商店街も、歩いてみると、その魅力が見えて参ります。 ところが、…

明日の商人 明日の商店街を考える

今秋の豊橋まつりには、ミッキーマウスが駆けつけました。 ミッキーたちを乗せたおしゃれなバスが、商店街の道をゆっくりと走ると、 沿道には「ミッキー!ミニー!」の大歓声があがります。 今までに見た事のないような人だかりが出来て、最盛期の商店街を彷彿させる瞬間がありました。 いや最盛期以上の様相でした。 しかし、ひとたびミッキーが去れば、潮が引いたごとく、さっと人もどこかへ消えて行きました。 商店からこの光景をみていると、不思議な感覚を味わいます。 あの人たちは、どこから来てどこ