旅のこと、食べたもの、偏愛するものたちの雑記。

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    旅のことについて。脱線気味。

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【偏愛日記】ワインはジャケ買い、氷多めで。

ワインが解るってなんか大人だ。 ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ等々それとなく言葉だけは知っているものの、残念ながら説明できるには至らない。 たまに背伸びしてちょっと高めのお店に行くと小難しいメニューに目が眩みいつも値段と直感でオーダーしている。ウエイターにこの産地でこの年代で…と言われても「ほぉ〜」、「へぇ〜」くらいの返答しか出来ない。 それでもワインは好きだ。 毎週末家の近くのリカーショップで白ワインを選んでいる。その店はご丁寧に一つ一つワインについての説明書き

    • 最近の週末。

      夏の終わり際、陽も短くなった9月。 平日の終業後、週に3回程通っているジムも最近行けていない。 絵に描いたような三日坊主。 勢い付いて買ったプロテインだけが、ランチ代わりとして毎日継続できている。職業柄ゆっくりランチタイムを確保できず、今迄朝夕二食だったせいか、気持ち健康的になった気がした。 9月は半期決算月ということもあり、営業である私たちは目標というノルマを達成すべく追い込みをかけ、かけられる。 金曜日。 心身ともに疲労困憊な所にサプライズ飲み会がぶち込まれる。飲

      • 【偏愛日記】 真夏の洗車。

        2023年7月三連休最終日。 殺人的な暑さ。 午前5時に福岡から帰宅。 シャワーを浴び、4時間ばかり眠った。 エアコンは22℃、除湿の方が涼しく感じる。 この連休で九州を縦断した愛車のフロントにはたくさんの虫の亡骸。 夏になると虫のサイズも大きくなる。 バンパーで特大の G がご逝去されていた。 実はこの虫の死骸、あまり放っておかない方が良いらしい。 そのまま乾燥し、硬化するそうだ。 洗車機にかけても簡単には落ちず、無理やり剥がそうとすれば、 ボディに傷がつく。 更

        • カツオの町へ、おひとり様。

          2023年7月15日。 三連休初日、梅雨空どこぞやら、殺人的な酷暑の土曜日。 突然の思いつきで九州の端っこ、『枕崎』へと向かった。 下道で6時間もかかる。近いようで遠い。 九州にかれこれ27年住んでいるが、初めて訪れる土地だ。 南さつま市を抜けると、枕崎の文字。 道路標識にはカツオ。 高知県と並んで日本有数のカツオ名産地なだけはある。 カツオ漁船を前に。 夕方16時45分、とりあえずカツオを食べねば。 『枕崎お魚センター』へ。 センター内に入ると『蛍の光』。17時

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          「果て」へ。

          何かがうまくいかない時、悩みがある時、私は散歩をする。 ただ無心に歩く。 この習慣は、暇を持て余していた大学時代からだ。 大学近くの海岸線をただひたすらに歩いた。 悩んで眠れない時、歩き終えた後の疲労感が心地よい______ 社会人になり、悩みの種類は違うものの相変わらず眠れず、落ち着かずの日がある。 今住んでいる熊本市内の近くには海がなく、代わりにと言っては何だが、川沿いを散歩している。 ただ、川と海では何かが違う。 川沿いでは疲労感こそ得られるものの、頭の片隅

          「果て」へ。

          メキシコで携帯をスられてみた②

          三日目の朝、メキシコシティのど真ん中。 最高の景色に最高な朝食、 携帯をスられたこともプラスに考えればデジタルデトックス─── んな訳なくて。。。 メキシコシティ最終日でもあるこの日は元々フリーダ・カーロの絵画とメキシコ人類学博物館をゆったり見学する算段だった。 だが前述の通り生命線とも言える携帯をスられたことで旅行保険の手続き等諸々やることが増えたので、長時間並ばなければならないフリーダ・カーロの絵画を諦めることに。 ‘最高な’朝食を済ませ、ホステルをチェックアウ

          メキシコで携帯をスられてみた②

          メキシコで携帯をスられてみた①

          海外旅行で起こる定番トラブルの一つ、スリ。 卒業旅行シーズンの2、3月、特に平和ボケした日本人は格好の標的だ。 席取りのつもりで荷物を椅子に置いたり、食事中に椅子の下に荷物を置いたり…挙げればキリが無いが日本が馬鹿みたいに治安が良いだけであって、課外では盗んでくださいと言っているようなものである。 私に関して言えば、ある程度の旅はしてきたつもりで、悪名高き南イタリアとインドで無事何も盗られず生還している。 完全に慢心しきっていた… 舞台はメキシコ。 御多分に漏れず

          メキシコで携帯をスられてみた①

          旅とバッグ (サンライズ号とLLビーン)

          旅に欠かせないバッグ達。 今回の旅の相棒はLLビーンのグローサリートート。 いわゆる定番のビーントートよりも半額以下の値段だが造りはホンモノ。  タフなキャンバス地のボディに鹿児島は”GOOD NEIBORS”でゲットした缶バッジでカスタム。  日本で最後の定期運行寝台列車であるサンライズ出雲・瀬戸。岡山駅から乗車。 時刻は22時34分。コンビニで酒とつまみを買い込み気分は大人の遠足だ。 約8時間かけて東京へと向かう。  洗面用具と翌日の着替えなどすぐに取り出した

          旅とバッグ (サンライズ号とLLビーン)

          熊本の社会人、週末の過ごし方。

          週末になると訳もなくひとり街へ出かける。 休日に友達と過ごすのも嫌いではないけれど、自己肯定感が低いせいか 「本当に相手は楽しんでいるのか」 という感情が出てきてしまう。 向かうのは決まって三年坂蔦屋書店。 開店と同時にスタバでドリップコーヒーを買い地下へ潜る。 ここの店舗は高校生が多い。 多分もうすぐ付き合い始めるであろうカップル、部活を引退してボウズが少し伸びてきた元野球部集団、ちょっとうるさいくらいで全然いい。 いつも今日やるべきことを考えては来るのだが、午前中

          熊本の社会人、週末の過ごし方。

          【偏愛日記】 市場で朝ごはん。

          旅に行くとご当地グルメを食べておかないと気が済まない性分である。 ただ、いかにも旅行者向けの店はそそられない。 出来ればちょっとマイナーでローカルな雰囲気の店が好きだ。 旅の最終日。名残惜しさから早起きしてしまう。 その足で向かうは市場である。地域に必ず一つはある卸売市場だ。 市場の朝は早く、大抵競りを終えた業者が集う食堂が併設されていることが多い。 そのラインナップは市場の食堂らしく海鮮を売りにしたものや、ラーメン、中華などバラエティに富んでいる。 場内は道交法ガ

          【偏愛日記】 市場で朝ごはん。

          【偏愛日記】福岡で飲んだ翌朝は。

          福岡の夜は楽しい。 美味しいお酒と料理、店構えも新旧問わず心地よい。 月に最低でも一回、熊本から福岡に泊まりがけで飲みに来ている。 毎回飲む場所はバラバラだが翌朝の行動は決まって同じ。 目覚め👀 目覚めは友人宅のキャンプ用マットレス。 地下鉄空港線・室見駅近く。定宿である。 大抵朝6時頃に目が覚めシャワーを借りる。友人も同じく朝が早く忙しいので7時には家を出ることが多い。 海辺を散歩🌊 家を出て近くに停めている車に荷物を置く。 室見駅は海に近い。 学生の頃よ

          【偏愛日記】福岡で飲んだ翌朝は。

          最も現実的で幸せなお金持ちは中小企業の社長かも知れない。

          とある第二地銀に勤めてもう丸三年が経つ。 最初の一年半は窓口業務、その後1年は個人営業、そして昨年10月より花形とも言える法人営業になった。 決算書もまともに読めない状態からのスタート。 まずは顔を覚えてもらうべく200先近い担当先を全先回る。 担当地区は高速インターの近くで、地区柄建設業、運送業、中古車屋が多く、昔からの地主が牛耳っている。県内屈指の大手企業もあるがそのクラスになると一支店では取り扱えず、本店取引となる。 中小企業、個人事業主がメインになるのだが、社長

          最も現実的で幸せなお金持ちは中小企業の社長かも知れない。

          〜熊本-長崎〜食欲のままにまわりみち。

          2022年夏、社会人3年目。 福岡の大学に通っていた私は相変わらず地元・熊本に遊ぶ友達が居らず大学時代の友人とばかり遊んでいた。 そんな友人達と1泊2日の長崎旅行。宿は長崎中心街。 お昼ご飯のお店で合流の予定。友人達は皆福岡県民。 必然的に長崎までは一人となる。 移動手段は1年前に購入したハスラー。車が何だかんだ一番融通が効くから好きだ。(酒が飲めないのが唯一の欠点だけど) いかにこのひとりの時間を愉しもうか。 まずはどの道を通って行くかを考えることにした。 熊本から

          〜熊本-長崎〜食欲のままにまわりみち。

          【偏愛日記】 Led Zeppelin大先生。

          音楽をサブスクで聴きはじめるちょっと前の話。 大学生になり地元を離れ念願の一人暮らし。家にはYAMAHAのデカいスピーカー。ライブ並みの重低音がウリだった。 借りる時には一つのルールがある。当時へヴィメタルに傾倒していた私はどうしてもジャンルが偏りがち。なので必ず一つはあまり知らないジャンル、バンドのCDを借りることにしていた。 そんないわゆる「勉強枠」の中で借りたのがかの有名なLed Zeppelinなのである。 流石にバンド名と『Immigrant Song』くら

          【偏愛日記】 Led Zeppelin大先生。

          鬱にはヘヴィメタル

          2chやtwitter等ネット界隈で「根拠のないセリフを言い切る外国人」として昔からよく見かけるこの画像。 この画像は知る人ぞ知る有数のヘヴィメタルレーベル「Nuclear Blast」の歴史に迫るドキュメンタリー映画の一部なのだが、一メタルヘッズとしてこの発言に深く同意せざるを得ない。 ヘヴィメタルとの出会い ヘヴィメタルに出会ったのは高校生の頃。YouTubeでMettalicaのEnter SandmanのLive映像を見て脳に電撃が走った。 ソ連崩壊間もない

          鬱にはヘヴィメタル

          【偏愛日記】 青春18きっぷについて。

           JRが毎年春夏冬に発売する「青春18きっぷ」。私がこよなく愛するこのきっぷについて自身の体験を踏まえつつ語っていきたい。 「青春18きっぷ」とは というものだ。 名前からして18歳までしか使えないように見えるが誰でも使うことが出来る。 青春18きっぷとの出会い  私と18きっぷとの出会いは高校1年生の冬休み。旅行好きの父からいきなり『18きっぷ』と国語辞典並みの分厚さの『JR時刻表』をもらったことから始まる。これが私の記念すべき最初の一人旅だ。 この時刻表、正直

          【偏愛日記】 青春18きっぷについて。