最も現実的で幸せなお金持ちは中小企業の社長かも知れない。
とある第二地銀に勤めてもう丸三年が経つ。
最初の一年半は窓口業務、その後1年は個人営業、そして昨年10月より花形とも言える法人営業になった。
決算書もまともに読めない状態からのスタート。
まずは顔を覚えてもらうべく200先近い担当先を全先回る。
担当地区は高速インターの近くで、地区柄建設業、運送業、中古車屋が多く、昔からの地主が牛耳っている。県内屈指の大手企業もあるがそのクラスになると一支店では取り扱えず、本店取引となる。
中小企業、個人事業主がメインになるのだが、社長