見出し画像

収納がリバウンドするときは、「しすぎ」が原因かも


こんにちは!
ライフオーガナイザーのきづきともこです。

世の中の雑誌やSNSで、整然と収納されていたり、空間を有効活用されている収納術を見つけると、「いいアイデア!やってみよう!」と思うことがありますよね。

ところが、真似をして取り入れてみても、結局「ごちゃごちゃしてきてうまくいかず、リバウンドしてしまった…」という経験はありませんか?

そのリバウンドの原因は、もしかしたら、自分の「ラク」な方法が分からずに作った「しすぎ収納」かもしれません。

細かく細かく「仕切りすぎ」

収納のコツとして、「仕切って定位置を決めましょう」ということがあります。違う用途のものが混じって、探さなければならなくなるのを防ぐために、仕切ることはとても有効です。

ですが、問題なのは「仕切りすぎ」収納。使って戻す時に、面倒になるほど仕切られていると、「まぁいっか」と適当に戻したり、その辺に置いたりすることになります。

そんな時は、「この引き出しは○○関係」とカテゴリーだけ決めて、あとはざっくり収納でOK。取り出しにくい、戻しにくいところだけゆるく仕切り、ポイっと戻せるくらい簡単にしておくと、ものが溢れにくいのでおすすめです。

分からなくなるまで「隠しすぎ」

きれいな収納を求める時に、やってしまいがちなのが「隠しすぎ」収納です。ごちゃごちゃするのが気になるからと、過度に目隠しをしたり、蓋付のボックスを使いすぎると、結局どこに何を入れたか忘れてしまうことに。

ごちゃごちゃすると感じるときは、隠す前に、まず本当にその場所に置きたい必要なものだけに厳選してみると、案外すっきりするものです。

中身が見えないボックスを使う時は、7割収納を目指し、分かりやすくラベリングしておくのもおすすめです。 

ズボラなのに「重ねすぎ」

空間にゆとりがあると、「この余っているところに何か置けそう!」と有効活用したくなることはありませんか?実は、この「有効活用」にも落とし穴があります。

例えば、収納ボックスを重ねて収納すれば、たくさんのものを収納できるようになるかもしれません。しかし、上のボックスを取り出さないと下のボックスのものを取り出せないというのは、アクション数が多いので、ズボラさんには意外とストレスです。

また、重ねることで下のボックスに何が入っているか忘れてしまい、探し物や重複買いに繋がることも。

空間にゆとりがあるくらいの方が、ものの増減にも対応でき、何より日々の出しやすさ、戻しやすさがラクになります。

わが家は家族みんな、面倒くさがりです。複雑な収納はやめて、続けられるゆるい収納を取り入れるようにしてから、部屋も散らかりにくくなりました。

「空間」にのみフォーカスするのではなく、使う「人」のことも考えながら、家族みんながラクに出し入れできる「しすぎない収納」、おすすめです。

教えてくれたのは・・・

きづき ともこ

お気に入りの空間で、ワクワク軽やかな日々を送りたい
ライフオーガナイズで部屋・暮らし・自分自身を整えたい人を応援します
*マスターライフオーガナイザー
*ブログ「ライフオーガナイズで無理なく続くシンプルライフ」運営
*福山市&オンラインにて片づけ収納サポート、講座開催
*片づけ収納ドットコムライター


コンシェルジュのいる総合住宅展示場ふれあいホームタウン

ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
広島県福山市・尾道市・広島市に約30棟のモデルハウスが揃っています。
Webサイトでは、出展しているモデルハウスについてや、家づくりのQ&A、総合住宅展示場ならではのメリットなど役立つコンテンツが盛りだくさんです。
家づくりを考えている方も、そうでない方も、一度見てみてくださいね。