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今回の、インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーの林啓子さんによるコラムは、「夏の大掃除」です。
確かに、忙しくて寒い年末にするより、夏に掃除した方がいい場合もあるなぁ…と気づかされたコラムです。
子どもたちと楽しくお掃除できたらサイコーですね!


大掃除は年末のもの

大掃除と言えば、年末ですよね。一年の区切りとして、新年を気持ち良く迎えるためにも、年末に掃除をされるご家庭は多いのではないでしょうか。学校などでは、進級や進学前の年度末の掃除もしっかり行っていますよね。

年末の過ごし方は各ご家庭によっても違うと思いますが、年末には掃除以外にやることがたくさんあります。師走と言われる12月、行事ごとも多いです。楽しい予定ばかりで埋め尽くしたい所ですが、そうともいかず、という感じでしょうか。

苦手でやりたくない掃除、ありますか?

掃除の中でも、これだけは嫌というものないですか?掃除機をかけるのは好きだけど窓拭きは嫌とか、床拭きは好きだけど玄関掃除は嫌とか。私は、窓拭きと網戸掃除がどうも苦手で。年末の寒い時期に、冷たい水を使っての掃除になるので、服や靴が濡れると風邪引きそうだし、とにかく寒くて手もかじかむし、こう書いているだけでもテンションが下がってきます。

掃除、きらい…

嫌々やっていたので、仕上がりもいまいちという、良いことなしだったのですが、子供たちが幼稚園に入ってすぐの夏休みに、保護者で行う清掃作業に参加した時、網戸掃除担当になったことで考え方を変えてみました。

網戸掃除担当

初めて参加した清掃活動で20枚以上ある1Fの網戸掃除を3人で行いました。8月末の暑い日だったので、外担当になったらなかなか大変だぞとビクビクしていたところ、見事に大当たりした私を含めた3人のママたち。一致団結して頑張りました!

網戸掃除ってけっこうな大仕事

幼稚園が用意して下さった大きなブラシでごしごしする係とホースを使って水で洗い流す係、洗い終わったものを乾かすために運んで並べる係を順番で担いながら働きます!水を使うので多少濡れますが、夏なのですぐに乾くし、なんならちょっと濡れちゃうくらいが涼しいという境地になっていきます。お手伝いで来ていた年長さんたちにも、水を使う掃除は人気でしたね。頑張って手伝ってくれました。ただ時々、わざと濡れてみてはキャッキャ言っていましたが(笑)それを見ていて、これを家でやれば良い!と思ったわけです。

子供たちは、水着で大掃除!

苦手だった我が家の年末網戸掃除を夏に行うことで決定!子供たちにも、水遊びしながらお掃除もやるよーと宣言しました。網戸を外す作業ですが、はずれ防止が付いていて、それをゆるめないと外れない仕組みになっているものもありますので、大掃除前に確認しておくとスムーズかもしれませんね。

まずは、網戸掃除用として洗車ブラシを準備してほこりを取っておきます。ほこりが付いたままいきなり水で濡らすと、重たい汚れに変わってしまうので、ここは省略しないようにしています。これは前日や朝の涼しいうちにやっておくと良さそうですね。

掃除道具は当然ですが、プールや水鉄砲など、子供たちが喜ぶ水遊びグッズも合わせて準備です。まずは、私も参加して子供たちと一緒に水遊び!!ちょっと落ち着いてきた所で、「網戸洗うよ~!」と号令をかけます。

水遊びのついでに網戸掃除しちゃえ!

水遊び×網戸掃除

簡単に埃は落としておいたので、子供たちには水で洗い流す作業を担当してもらいました。シャワーを使ったり、水鉄砲を使ったりしながら、遊びの延長での大掃除です!大盛り上がりでどんどん掃除が進んでいきます。私は、洗い流し終わった網戸を立てかけるだけ。あっという間に終わってしまいました。今まで嫌々やっていたのは何だったのかと思うような楽しい網戸掃除となりました。

年末がどう変わったか

その年の年末をどう過ごしたかと言うと、やることリストの大きな1つが減って、気持ちに余裕の持てたお正月になりました。おせち料理にはまだまだ挑戦できずにいたのですが、この年から少しずつ手作りのおせち料理を始めることになりました。

水を使うような大掃除は夏に、その他もなるべく年末を避けて掃除するようにして、冬休みに入ってからは子供周りのところを中心に掃除、その後はおせち料理の手伝いをしてもらうようにしました。

自分なりに暮らしを整えたい

「昔からやっているから」「理由は分からないけどそうゆうものでしょ」と思いながら当たり前に続けていることってありませんか。それが何故なのかの理由を知った時、『先人の知恵』だったのかと納得することがあります。昔の人ってやはり凄いなという気持ちや、おばあちゃんの知恵って最強!というあの感じです。

継承していきながらも自分なりに足していくという方法で、自分の暮らしを整えていけるなら、きっと昔の人も「なかなかやるわね」と言ってくれるはず、と都合よく考えていたりします。

教えてくれたのは…

林 啓子(はやし けいこ)
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。


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