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「女性の直感は偉大な力である」ことを示した透視タロット

仕掛け学が見せた男女の能力の違い

月の満ち欠けと人の生理の周期は同じです。
女性は毎月、「月の神秘の力」を実感しています。

ゆえに、女性は神秘に満ちた占いに興味を示すけれど、そのような神秘力を内在させていない男性は、必然的に、「情報を整理するだけの能力」という「愚物の鑑(かがみ)」のような脳に頼らざるを得なくなります。

ここが男女の根源的な違いです。

幼稚園児から小学校低学年までの男女を見ていると、双方の能力の差は歴然としています。

情報(データ)の蓄積ができていないこの年代では、男の子はワンパターンな行動しか取れません。

人の真似しかできない金太郎飴人間そのものでしかないので、面白い生き物とは言い難いのが実情です。

その点、女子はすごい。
個性と行動力に溢れている。

TVで放映されていた「仕掛け学の実験」でも、その傾向が顕著にでていた。

幼稚園に持ってくるリュックなどを、至るところに放置させず、下駄箱のような棚に入れさせるための仕掛けとして、棚を鬼の絵を書いた紙でふさぎます。

「鬼退治だ~」と言って、持ってきたリュックなどの荷物を収めさせるための工夫です。

ところが、前例のない鬼の絵を前に男子児童たちはフリーズして動けない。

そこに活発な女の子がやってきて、「こうして鬼を退治しながらリュックを棚に詰めるんだよ~」と言って、固まっている男児たちには目もくれず、あっという間に、仕掛けを押してリュックを収めてしまいました。

ここが女子と男子の決定的な違いです。

男はデータ(前例)がないと全く動けません!
その代わり情報分析、解析は得意です。

noteでも男性のビジネスパーソンの多くは、この手の解説で効果を上げていますが、どうしても、どこかで見たか聞いたかした事柄のアレンジ程度だったりします。

ですから、男の予測は全く当たりません。

その点、女性は破壊力があります。

たいした企画ではないはずなのに、圧倒的なパワーでフォロワー数を増やしてゆきます。もう、この論理性破壊の無秩序型情感パワーは、男性では使いこなせません。

お水イケイケギャルと知性型男性のカップル

お水のイケイケギャルと理知的に見える男性のカップルが占いの館を訪れました。

占い鑑定を幾つか受けてきた人のほとんどは、「占いは気休め、お遊び」と思ってお金を払ってゆきます。つまり、あまり占いを信用してはいないわけです。

しかし、手相鑑定に入っただけで女性の表情は一変します。

男性の場合は、タロット透視で身を固くしますが、女性は、それより一歩早いですね。俗に言う、「勘」が良いわけです。

特に、人間の坩堝(るつぼ)みたいな水商売に身を置く女性はそうですね。

人を小馬鹿にしたようなチャラチャラした表情は一瞬で消えます。

この女性は、星座を二つ持っていたので特に勘がいい。

占いに誘ったのも彼女ですね。

というのは、相手の男性と繋がって良いかどうか不安だったからです。

さすが、星座を二つ持っているだけあって、彼女の運勢は強い。

特に、強いカードが二枚出ました。
お金のクイーンとビジネスのクイーン。

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クイーンは「ラッキー(幸運)をもたらす強いカード」です。

この2枚のカードが現在と未来のポジションに配られた時、多分、タロットを知っているのでしょうね、彼女の表情が引き締まりました。

彼の星座は、情報を司る星座でした。

話しぶりもかなり知性的で、かつ、冷静です。

ここがね、私も、多分、彼女も引っかかっている点だと思います。

要は、情報がないと動けない幼稚園男子と同じなのです。

占いの最後に、「あなたたちがカップルになると想定して近未来を観てみましょうか」とカードを配りました。

7枚のカードの内、5枚がソード(情報:彼の星座のカード)。
2枚が彼女のカード。
しかも、その2枚が先ほどでた二つのクイーン。
そして、共に、逆カードになっていた。

「この2枚のカード、覚えていますよね。彼女の強運の証として先ほど出ましたね。しかし、今は、共に逆カードになっています。つまり、彼の意識(情報)が強すぎると彼女の強運は消されてしまうということです」

二人は配られたカードを覗き込むようにしてフリーズしていましたが、ここが、彼女が心配していたところなのです。

多分、彼女は(彼は有能だけど、論理的な主張をされたら、私の直感が消されてしまう)と感じていたのでしょうね。

ここが男女の難しいところです。

私は、彼にこう言って締めくくりました。

「彼女は星座を二つ持つ強運の持ち主です。あなたより格が上の存在です。もし、あなたが『お前が言っていることは理不尽だ。論理性がない』と攻撃したら、彼女の『勘』は消されて、二人でやろうとしていることは挫折します。その点が理解できないようであれば、私は彼女に『別れた方がいい』とアドバイスします」

このようなケースは少なくありません。

女は男より「恐ろしい何か」を持っているものなのです。


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