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AIで巨億の富を稼ぎ出す株式投資と馬券戦略

2010年代に、既に、株式市場はAIに侵食されていた。

それが、ミリ秒単位の頻度で売買の注文を行うHFT(High Frequency Trading:高頻度取引)です。取引所における微妙なタイムラグを狙った戦略です。

HFTでなくても、大量の買い注文が入ったときに、それが確定する前に買いを入れ、大量の買いが確定した直後に売るをAIに仕込んでおけば、必ず「利益」が生み出されます。

しかし、AIという人為的プログラムゆえの落とし穴もあります。

それが、フラッシュ・クラッシュと呼ばれるフェイクニュースによる株価の瞬間的な暴落です。マシーンゆえに、データが出ればデマでも作動してしまうHFT。まさに、蛇(じゃ)の道は蛇(へび)、裏の裏をかく修羅の世界です。

株ほど巨大な市場ではないけれど、競馬の世界でもAIによって荒稼ぎしている組織もあります。

古い事例では、3年間で数十億稼ぎ、税金を払わずに香港に逃げた投資会社運営のイギリス人もおりました。

日本では、AIも使わず、3年間で28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たサラリーマンの男性に対し、10億円以上もの税金を支払うことが求められた裁判があった話は有名です。

彼がデータを集積して構築した購入法はかなり独特です。

つまり、株式ほどデータが公けになっておらず、そのために機械的に集められず、かつ、「狙い方が一般的になっていない競馬の世界」では、馬券に精通しており、目の付け所が良ければ、素人でもAI化して巨億の稼ぎを得ることは可能だということです。

但し、少なくとも、競馬が「馬の実力だけで決まる」と考えているレベルの素人では無理です。

株でもインサイダー取引があるように、博打には必ず「恣意的な因子」が存在します。

「独特な視点のデータ(相当数に及ぶ特異な視点あり)」
「経済動物としての戦略(その一つは競輪などでは認められています)」
「JRAを軸とした特殊な動き(開示されない、できない極秘情報)」

これらを織り込めば、「稼げるAI馬券」の構築も夢ではありません。

私は、noteで書籍の原資となる情報や占いの手法をアプリ化して売り込む「占いマネタイズサークル」を開こうと考えていましたが、今は、ペンディング中です。

まだ、考えがまとまり切れないからでもあり、想定外にお金がかかりそうなこともあるのですが、「あらゆる分野で『情報とITとAI』の組み合わせは『金の成る木』に育つ可能性」を秘めています。

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