見出し画像

映画 | PERFECT BLUE

今敏監督作品「PERFECT BLUE」やっと観れました。

サイコスリラーなのですね、怖かったです。
あまりの怖さに途中何度も挫けてしまい何度も停止しながら…ようやくエンドロールに辿り着くことができました。

あらすじはこんな感じ。
アイドルグループへ所属していた未麻が事務所の方針に従い、女優へ転身しようとします。初出演の作品、セリフはたったの一言。事務所の社長が脚本家、プロデューサーへ頼み込み、出演シーンを追加させることに成功しますが何とレイプシーンを伴う大変な役柄で、女性マネージャーは大反対しますが、未麻はアイドルから脱却するためのステップとして受け入れてしまいます。次はヘアヌード写真集、ドラマで演じる役柄は出演シーンがあっという間に増え、女優としての仕事も着実に増えていきますが、未麻は現状に不満を募らせていき、徐々に精神状態が不安定になっていきます。時折、アイドルの自分の幻影がみえ、未麻に対し

”本当に自分が望んだことなのか”
”アイドルの未麻が本当の私”
“あなたは偽物”

と、話しかけてきて、その頻度は女優としての仕事増に比例し加速度的に増してきて、ついには虚構なのか現実なのかが曖昧になっていく…この過程におけるひとつひとつの話しがいずれも怖いのです。

怖さの密度がどんどん怖く、未麻の精神が壊れていく過程・混乱と、現実・実際に未麻へ迫る危険との繋がりはもうー…。「パプリカ」で表現されていた境界の”あいまいさ”や、不安に陥れていく感じは既に初監督作品で確立されていたんだと感心しましたが、とにかく怖かった😢。もう本当に怖いけどこの恐怖、楽しく(素晴らしい映画体験という意です)もある…。


事前にどんなストーリーか、苦手なものは心の準備をして臨むようにしたいものですが、なにせ"ズボラ"なので今後もわたし自身に期待はできない(・´з`・).。oO

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?