見出し画像

映画 | マッドマックス2

「マッドマックス2」を観ていました。
今作は予算大幅アップ!なのだそうで、世界観の表現が拡がっていて(ぉお、製作費潤沢~)と、下世話な感じで導入部から感慨にひたってしまいました。

ヴィランたちのビジュアル、彼らが駆る車、バイク、ギミック、凝っています。冒頭に現れるモヒカンの男性、それから恋人(男性)、セリフはないけどビジュアルと立ち居振る舞いで印象に刻まれちゃいます。二人の衣装も奇抜で(モヒカンは尻だし、恋人は胸だし)。

カー・アクションのシーン、ローアングルから見上げての画は地面すれすれ、かなりの速度で車やバイクは走っているかと思われますが、迫力あります。余計なお世話ですがカメラマン、ドライバーの方々など、色々と心配でハラハラしちゃいます。

アクションシーン、本作では観ていて感じさせられる痛さが"増し増し"で敵味方関係なく片っ端から派手に飛び、踏まれたり、轢かれたり、大爆破されたりなどしまして、バッタバッタと死んでしまいます。石油精製所を爆破するシーン、大迫力!たぶん100m近く爆炎が上がっているように思われます、今、こんな火薬量で爆破シーン撮影許可下りないでしょう。実写の迫力は凄まじい、CGに慣れ親しんで久しい、わたくしには刺激強すぎで今作もまぁ興奮して観ておりました。

本作ではマックス、まったく笑わないのですが、死闘を終えた後に命懸けで走らせていたタンクローリーに石油は積んでいなくて、おとりに使われたことを知ったところ。ここへ相棒のジャイロ・キャプテンがやってきて、"やられたな( ̄ー ̄)ニヤリ"ってされたところ。自嘲した際にちょっぴり見せる笑顔が何とも…わたしだったら怒り狂うな。

その後マックスがー…
また、独りなのだろうなと想像させる終わり方で、これがまたまた淋しく、マックスにはいつになったらあの、しあわせだったころのように穏やかな日々が訪れるのか…

訪れなさそうで悲しくなりました。


単純にスカッとさせないとこがニクイ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?