秋田ノーザンハピネッツの強みはチーム一丸

画像1 これぞ秋田。円陣も組むが,肩も組む。開幕戦のレバンが北海道に勝っても2連勝とはならず,その後もホームで島根に連敗、三遠、A東京、仙台に負け続け(途中、京都や佐賀に1勝はしたものの内容は散々)3勝11敗でバイウィークに投入。そんなチームがバイウィーク後、怒濤の6連勝を含む7勝1敗と好スタートを切った。
画像2 クロケット、ベイカーの新外国籍2人を見切って、カーター、ライスナーというオールラウンダーを獲得し、バイウィーク中にチーム力を上げてきた前田賢蔵HC。外国籍2人+ザックがリバウンドに絡み、セカンドチャンスをものにし,得点を重ねる。元々ディフェンシブレーティングは悪くなかった秋田だが、リバウンドが取れるようになり、かつ、カーター、ライスナーの両外国籍は高確率の3Pもあるため、相手チームは的を絞りにくくなった。
画像3 信州に2連勝して、水曜ゲームでは黄色く染まる宇都宮ブースターの前で6連勝中のブレックスを60点台に抑え3連勝。ホームに戻って河村勇輝率いる横浜ビーコルにも連勝。特に宇都宮、横浜戦では秋田のお家芸であるディフェンスが見事に機能した。目立つ選手はいないけど、チーム全員が最後まで足が動く。そんな泥臭い勝ち方で大阪のGAME1までは6連勝。GAME2を落とすも,同地区対決の群馬戦では群馬の気持ちをへし折るようなディフェンスで28点差を付けて快勝した。
画像4 秋田の強さは、コートに立つ全員が得点に絡めること。群馬戦でも84点中35点がベンチメンバーの得点である。その他の試合でもベンチポイントが上回る試合も。長く秋田に在籍しているメンバーが多く,交代で入ってもチームの決まり事をしっかり遂行する力はもちろん、もともとシュート力のある選手が揃う。ベンチメンバーで試合をしたら,アルバルクにだって勝てるんじゃないか?と思うぐらいに。今後、1月は強豪との連戦が続く秋田。チームワークとディフェンス力でどこまで勝ち星を積み上げられるか。まずは、茨城ロボッツに連勝を!

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