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Bリーグの審判の笛に

Bリーグ 第16節 広島ドラゴンフライズvs秋田ノーザンハピネッツ

2024年Bリーグの最初の試合は金曜開催。
その試合をしたのが広島と秋田。どちらも西地区、東地区の勝率が近いチーム同士なので絶対に落としたくないゲーム。

元旦から能登半島地震、羽田空港の滑走路事故など暗いニュースが続く中、「どうかバスケットボールがみなさんの力になりますように」という印象的な素敵な言葉を届けてくれた実況と解説の方に感謝。

広島HOME戦。
まず心配なのは、秋田がどうやって広島入りしたのかってこと。
ブースターも多数駆けつけていたが、みんな飛行機が飛ぶのか、どの空港を経由するのかなど大変だった様子。
これには大人数の移動になるプロバスケットボール選手の移動には球団も相当悩んだだろう。秋田から仙台→大阪→広島なのか、羽田便が使えて広島まで行けたのか?とか(いや、これはさすがに欠航の可能性もあるから使わないか)。
きっと秋田の選手達は移動に苦労したことだろう。
なんとなくだけど、いつもと違う移動手段で疲労が見えたような気がした、のは負けたからなのか。。。(結果は2連敗です)

この2試合、広島のビック3に苦戦しました。
とにかくデカい、そして強い。
河田チリジなんて上手いわけじゃないけど、とにかくデカいし手が長い。何回ブロックされたんだろうか。
ニック・メイヨもすごかった。
特にシゲさんのクイックスリーを思いっきりブロックしたのには驚いたし、会場は沸いた。

この2日間でハピネッツブースターの見所と言ったら、メンバーの組み合わせぐらいじゃないでしょうか。
広島の変則的なゾーンに対して、シューター入れたり、わりと長めに中山タクさんのPGの時間があったり(組み合わせ的には、タクさんとヤス(保岡)が多かった)

そして、2日間継続したのは「2ガード」
クマコー(熊谷航)とハセノボ(長谷川暢)の96年生まれの170センチ前半の小さいPGコンビ。
この2人がGAME1では、早々にスティールからのファストブレイクを決めた。CNAアリーナだったら相当会場は沸いただろうな、ってぐらいの良いプレーだった。
クマコーがボールを奪って、ハセノボがDFとカーターを抜き去って走りパスを受けてレイアップ。最高でした。

GAME2ではさらにそのプレータイムは伸びて、ゾーンで足を使いニックにボールを入れさせなかったり、豊富な運動量でビックマンを抑えようとしていたのが印象的。

前田顕蔵HCがGAME2後のインタビューでは22ごまかしながらディフェンスをしていた」と言っていたが、インサイドを抑えることが出来ず、2人の機動力をプラスしてなんとかビックマンを抑えようとしてた。
ま、その上からシュート打ってきたけれども。。。

相手のPG寺島良がとても怖い選手だ、とは思わなかったけど、ミスの少なさは素晴らしいな、と感じた。

とにかく、ビック3の居る時間帯に得点を重ねられた秋田の負け。
大阪GAME2もこんな負け方だったな。
A東京戦とか、高さのあるチームだとなぜかチビッコPGがやたら得点を取るってのも秋田の不思議なところ。
高さにはスピードってやっぱり有効なんだよね。


そして、タイトルにもあるように、この試合(この試合だけではないけど)審判の笛には見ているこちらもうんざりした。

サッカーのように1人の審判が笛を吹くわけじゃないバスケットボールの世界。こんなにも3人が雰囲気で笛を吹いて良いのかって思うぐらい酷かったぞ。

明らかにスリーポイントのシュートモーション時に吹っ飛ばされたハセノボには笛が鳴らず、ドリブルをスティールしようとしたハセノボのプレーはシュートモーションとされる。

ルーズボールに飛び込んだライスナーを後ろから押したエバンスには笛はなかった。

これだけじゃない。上げればキリがないけれど、Bリーグ人気で協会も相当金銭的な余裕が出てきたことでしょう。
早急に審判の育成をお願いしたい。
審判の笛で試合の流れが変わるんだぞ。(怒っている)

次節は水曜開催のAWAY千葉ジェッツ戦。
富樫選手は水曜日のアジアチームとの試合は不出場。オールスターのイベントも不出場とコンディション調整をしている様子。
原選手、大倉選手が怪我でロスター外となるので、富樫選手の負担は大きいはず。
ここで秋田は絶対に勝ちたい。真っ赤に染まる千葉ブースターを黙らせるぐらいの勝利を期待しています。




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