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2024/2/20

さすがに気温が春すぎるので、そろそろ冬服もしまっちゃおうかなと思っていたら明後日ぐらいからまた冬の気温になるらしかった。

思わせぶりな態度はやめてほしい。

「あしたから出版社」を読み終える。

島田潤一郎さんの本は2冊目だけれど、読んでいて安定しているというか、気持ちが嫌になることがない文体で人柄が出ているのかなと感じる。読んでいてたのしい。

夏葉社の本はまだ読んだことがないので「レンブラントの帽子」も読んでみたいし、「さよならのあとで」は家に置いておきたいなと思った。

いつか、立ち寄ることになる本屋さんで見かけたら買ってみたいなと思う。
そういう出会いの末で買ってみたい。

読み終えた時に感じたのは、静かに背中を押されるようなエネルギーだった。

突き動かされるような爆発するようなものではないけれど、確かに前へ進むための力をくれるような。

自分が欲しいものを作りたい。
そのためにやっぱりZINEを作ろうと気持ちを新たにする。
このタイミングで読めてよかった。


昼、立ち寄った本屋さんでおすすめされたカフェでランチを食べようと思ったけど、お店の窓からお客さんが楽しそうに喋りながらご飯を食べているのが見えて入る勇気がなくなってしまった。

初めて行く場所は特に、自分以外の誰かが楽しんでいる空間に入り込むのが苦手なので尻込みしてしまった。

こういう性格で入りたかったお店に今でも行けていないとか、もう数十年生きているのに自分の性格が嫌になる。

店主さん、せっかく教えてくれたのにごめんなさい。

だから慣れ親しんだチェーン店を探して、結局モスバーガーに辿り着いて新作の竜田揚げのバーガーを食べる。

誰でも入れて、誰が来ても気にしない、店舗の入り口にわざわざ目を向ける人もいない、店員さんと数あるお客さんの1人として雑すぎず、近すぎずで対応してくれるのが安心する。

何度か通ううちに馴染んできて、お店の人と仲良くなれた瞬間も好きなのだけれど、1人でどこかへ行く時はチェーン店が心強い。

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