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朗読(七ならべ)

ふるいはさみ
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日が沈むころ
絵文字の痕が
忘れられずに
赤茶けた道
追いかけている

ほころびた夜
あなたはぼくの
声を求めた
ぼくはそれには
応えられずに
優しい場所は
朽ちてしまった

いまでもぼくは
行くあてのない
声を抱えて
夜の長さに
縛られたまま

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