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新社会人の方におすすめの業界研究本「動向とカラクリがよ~くわかる本」シリーズとは?

お久しぶりです、古河なつみです。
4月に入り、新入社員の方をお見掛けする季節になりました。
私も司書から他業種へ転職して1年ちょっとのひよこのはずですが、もう「先輩」と呼ばれるようになってしまい、日々「ちゃんとしなければ!」と危機感を感じております。

さて、今回ご紹介するのは新社会人の方におすすめのこちらの業界研究シリーズ本です。

最初に一例として最近発行された『AI産業の動向とカラクリがよ~くわかる本』を書影として掲載しましたが、他にもたくさんの業界について同じように解説しているシリーズ本が発行されています。

お近くの図書館の所蔵検索、あるいはAmazonなどの書籍通販サイトでは「動向とカラクリがよ~くわかる本」と入力して検索すると「音楽業界」「物流業界」「通信業界」「コンテンツ業界」「建設業界」など様々な業種に対応している本がずらっと検索結果に出てくるはずです。
(※上手くいかない場合は「よ~く」を「よく」と記号を抜いて検索してみてくださいね)

見開きのページで一つのトピックについて解説していて、分かり易い図も交えて書かれているので隙間時間にもカンタンに読み進められる一冊です。

私も司書から他業種へ転職した際に「自分が入社した会社がやっている事は分かるけど、取引先の会社はどういう仕事をしているんだろう?」「結局ウチの会社ってどこで儲けを出そうとしてるの?」と色々考えていた時に役に立ちました。これらを知る事で「会社が何を重要視してるのか」や「取引先はこちらに何を求めようとしているのか」という疑問をざっくりと考察する材料が得られます。

もちろんタイトルにもある通り「入門」なので、ディープな話はさらに他の本で勉強が必要だと思いますが、最初にこの本で業界全体の地図を頭の中にインプットできる点でかなり便利な本でした。

注意すべき点は、本の発行年月日がいつになっているか、ということです。人気のある業界の本は改版が何度も出ているケースもありますが、必ず全ての本の情報が最新とはなっていないので、コロナ後、ウクライナ戦争が始まった後、ChatGTPの登場後だと状況が一変している業界については、手に取る際に必ず本が出版された年度を確認してくださいね。

蛇足ですが、オタク的に読んで面白かったのがこちらの業界研究本です。

こういう仕組みなのか~!と思う所がいくつもあり、現在の様子や問題点などについても書かれているので推しや推しコンテンツが置かれている状況が知れて推し活がはかどりました。

今回の紹介はここまでになります。
それでは、またの夜に。

古河なつみ

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